例文・使い方一覧でみる「裾」の意味


スポンサーリンク

...山(やま)の(すそ)をくり抜(ぬ)いて造(つく)ったものでございました...   山の裾をくり抜いて造ったものでございましたの読み方
浅野和三郎 「霊界通信 小桜姫物語」

...を咬えてはぐい/\引っ張るので...   裾を咬えてはぐい/\引っ張るのでの読み方
谷崎潤一郎 「少年」

...のあたりを暫くの間うろ/\してから...   裾のあたりを暫くの間うろ/\してからの読み方
谷崎潤一郎 「猫と庄造と二人のをんな」

...巨大な樹木と深緑の草に蔽はれた山が湖岸までをひき...   巨大な樹木と深緑の草に蔽はれた山が湖岸まで裾をひきの読み方
豊島与志雄 「アフリカのスタンレー」

...クリストフは寝台の(すそ)のほうに肱(ひじ)をついて...   クリストフは寝台の裾のほうに肱をついての読み方
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」

...野袴(のばかま)の(すそ)をハタハタと叩(たた)き...   野袴の裾をハタハタと叩きの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...着物の褄(つま)ももハラハラと乱れていました...   着物の褄も裾もハラハラと乱れていましたの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...こんどはまた胆吹の野が瞭々として...   こんどはまた胆吹の裾野が瞭々としての読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...それから」「それから、蚊帳ので、主人を絞めたのだらう...   それから」「それから、蚊帳の裾で、主人を絞めたのだらうの読み方
野村胡堂 「錢形平次捕物控」

...痩せてゐる癖に、非常な暑がりやで、堪へ性がなく、始終どたどたと脚を投げ出したり、をまくつたり、水泳するやうな格構で転がつたり、腕をまくつたり、肌抜ぎになつたり、酒興中と雖も少し暑さが厳しいと、終ひには胡坐なのだか、立膝なのだか、しやがんでゐるのだか判別し憎い格構になつたり、時には和製の食膳であるにも関はらず椅子の上から手を延すことなども珍らしくはなかつた...   痩せてゐる癖に、非常な暑がりやで、堪へ性がなく、始終どたどたと脚を投げ出したり、裾をまくつたり、水泳するやうな格構で転がつたり、腕をまくつたり、肌抜ぎになつたり、酒興中と雖も少し暑さが厳しいと、終ひには胡坐なのだか、立膝なのだか、しやがんでゐるのだか判別し憎い格構になつたり、時には和製の食膳であるにも関はらず椅子の上から手を延すことなども珍らしくはなかつたの読み方
牧野信一 「鏡地獄」

...山の頂きがほの白んだ空のに青黒く鮮明な隈どりを描き...   山の頂きがほの白んだ空の裾に青黒く鮮明な隈どりを描きの読み方
牧野信一 「水車小屋の日誌」

...辰さんのやうに一心不亂に勉強するつもりで、炬燵を離れて兄のテーブルに向つたが、の方が寒くて、手の先も冷えて、とても長い辛抱は出來なかつた...   辰さんのやうに一心不亂に勉強するつもりで、炬燵を離れて兄のテーブルに向つたが、裾の方が寒くて、手の先も冷えて、とても長い辛抱は出來なかつたの読み方
正宗白鳥 「入江のほとり」

...その間にお嫁さんは立って黒の模様を訪問着にかえ...   その間にお嫁さんは立って黒の裾模様を訪問着にかえの読み方
宮本百合子 「獄中への手紙」

...にて炭取(すみとり)にさわりしに...   裾にて炭取にさわりしにの読み方
柳田国男 「遠野物語」

...燃え立つような長襦袢をも露(あら)わに引きはえつつ...   燃え立つような長襦袢を裾も露わに引きはえつつの読み方
夢野久作 「復讐」

...を捲って裏口へ行きかけたが...   裾を捲って裏口へ行きかけたがの読み方
横光利一 「南北」

...寝ている妻のへひれ伏した...   寝ている妻の裾へひれ伏したの読み方
横光利一 「夜の靴」

...(すそ)まはり羽ばたくやうに舞ひ揚(あが)る...   裾まはり羽ばたくやうに舞ひ揚るの読み方
與謝野晶子 「晶子詩篇全集」

「裾」の読みかた

「裾」の書き方・書き順

いろんなフォントで「裾」

「裾」の英語の意味

「裾なんとか」といえば?   「なんとか裾」の一覧  


ランダム例文:
受領日   対称   三つまた  

チーズローリングと世界一硬いチーズ

便利!手書き漢字入力検索

この漢字は何でしょう?

👨話題の人々👩
「推し」を登録

時事ニュース漢字 📺
劣等感   公共放送   景気回復  

スポンサーリンク

トップへ戻る