...白昼でも裸馬を駆って砂漠をつっ走り...
梅崎春生 「狂い凧」
...裸馬(らば)を駆る技術に至っては遙(はる)かに陵を凌(しの)いでいるので...
中島敦 「李陵」
...裸馬ではない鞍(くら)も置き鐙(あぶみ)もつけ轡(くつわ)手綱(たづな)の華奢(きゃしゃ)さえ尽してじゃ...
夏目漱石 「幻影の盾」
...焼け出された裸馬(はだかうま)が...
夏目漱石 「夢十夜」
...ヨハネ原主水は太く逞しき裸馬に乗ったまま「長の牢問いに指は断たれ足は萎えた...
野村胡堂 「十字架観音」
...裸馬に逆に乗ったお夏の美しい姿は...
野村胡堂 「新奇談クラブ」
...裸馬に乗せられて...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...裸馬に乗せてはるばる甘粛新彊まで送って行き...
久生十蘭 「新西遊記」
...栗毛を裸馬(はだかうま)にして...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「悪の帝王」
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正岡子規 「俳諧大要」
...ダーウィンの『探検航行記(ジョーナル・オヴ・レサーチス)』に南米土人が幼子を抱え裸で裸馬を擁して走り去る状を記し...
南方熊楠 「十二支考」
...きっと裸馬だらう...
宮沢賢治 「イギリス海岸」
...裸馬、三頭...
吉川英治 「大岡越前」
...一頭の裸馬の背に掻き乗せ...
吉川英治 「三国志」
...裸馬の背へ移された...
吉川英治 「私本太平記」
...――自分へ貰った裸馬の背へ...
吉川英治 「私本太平記」
...裸馬から下ろされた宋江...
吉川英治 「新・水滸伝」
...二頭の裸馬は、断崖からまっ逆さまに落ちて行った...
吉川英治 「源頼朝」
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