...宋の裴松之の三國志の注の如きがそれである...
内藤湖南 「支那史學史概要」
...妹子の歸るのに添へて裴世清と謂ふ使者を遣はした...
内藤湖南 「聖徳太子」
...三國志の裴松之注に引ける魏略の文...
内藤湖南 「卑彌呼考」
...すると、裴元紹(はいげんしょう)は、はっとした容子で、「髯(ひげ)長く、面(つら)赤く、眼の切れのびやかな大将こそ、関羽というなりとは、噂だけに聞いていたが……もしやその関羽は?」「そちの眼のまえにいる者だ」「あっ、さては」驚いて馬から跳び下りたと思うと、裴元紹は、ふいに後ろの手下の中から、ひとりの若者を引きずりだして、その髻(もとどり)をつかむやいな、大地へねじ伏せた...
吉川英治 「三国志」
...だが、力が足らないので、そちの山寨へケシかけに行ったものと見える」「太(ふて)え奴」と、裴元紹は、のど首を締めつけて、いきなり短剣でその首を掻き落そうとした...
吉川英治 「三国志」
...しばらく裴元紹(はいげんしょう)にあずけ...
吉川英治 「三国志」
...しばらく俺のため山に留まっていてくれ」やむなく裴元紹は手下をまとめて...
吉川英治 「三国志」
...関羽はその裴元紹にむかって...
吉川英治 「三国志」
...裴緒(はいしょ)と申す者であるが...
吉川英治 「三国志」
...裴緒は翌朝ふたたび城へ来て...
吉川英治 「三国志」
...裴緒は、尊大に構えて、「よろしい...
吉川英治 「三国志」
...裴宣(はいせん)...
吉川英治 「新・水滸伝」
...裴宣(はいせん)は...
吉川英治 「新・水滸伝」
...いまは報恩寺のお住持となりすましている海闍梨(かいじゃり)の裴如海(はいにょかい)――その女にしても見ま欲しい姿へと...
吉川英治 「新・水滸伝」
...裴如海(はいにょかい)のこころもそこは同じ焦々(いらいら)だったに違いない...
吉川英治 「新・水滸伝」
...――という前身の裴如海(はいにょかい)であってみれば...
吉川英治 「新・水滸伝」
...かつは情夫(おとこ)の裴如海(はいにょかい)がしたたか者...
吉川英治 「新・水滸伝」
...ぐっすり寝込んでいた裴如海(はいにょかい)は...
吉川英治 「新・水滸伝」
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