例文・使い方一覧でみる「裡」の意味


スポンサーリンク

...漸く麻痺せむとする日本精神を以て新たなる理想の栄光に復活せしめむとする者あらば...   漸く麻痺せむとする日本精神を以て新たなる理想の栄光裡に復活せしめむとする者あらばの読み方
石川啄木 「渋民村より」

...朝から晩まで黄卷堆に沒頭して...   朝から晩まで黄卷堆裡に沒頭しての読み方
石川啄木 「二筋の血」

...其方(そなた)を見向ける頭巾(ずきん)の(うち)に一双の眼(まなこ)爛々(らんらん)たりき...   其方を見向ける頭巾の裡に一双の眼爛々たりきの読み方
泉鏡花 「海城発電」

...この日常のするどい緊張(り)に...   この日常のするどい緊張裡にの読み方
梅崎春生 「ボロ家の春秋」

...なほ梅花堆に弘道館の跡あり...   なほ梅花堆裡に弘道館の跡ありの読み方
大町桂月 「水戸觀梅」

...わたしの脳に忽然と素晴らしい考えがうかんだのだ...   わたしの脳裡に忽然と素晴らしい考えがうかんだのだの読み方
ドストエーフスキイ 米川正夫訳 「地下生活者の手記」

...彼は自分の脳に在る保子を...   彼は自分の脳裡に在る保子をの読み方
豊島与志雄 「反抗」

...言い知れぬ香料の匂う(うち)に...   言い知れぬ香料の匂う裡にの読み方
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」

...養はるる寺の庫なる雁来紅輪袈裟は掛けで鶏(とり)追はましをこの歌も今日では立派なクラシツクで...   養はるる寺の庫裡なる雁来紅輪袈裟は掛けで鶏追はましをこの歌も今日では立派なクラシツクでの読み方
平野萬里 「晶子鑑賞」

...知らず識(し)らずの(うち)に思い出さずにはいられないのだ...   知らず識らずの裡に思い出さずにはいられないのだの読み方
堀辰雄 「幼年時代」

...囲炉で、さかんに火が燃えてゐた...   囲炉裡で、さかんに火が燃えてゐたの読み方
牧野信一 「心象風景」

...その辺り一帯はまたねむの大樹がいと多く涼風に美しく葉裏をひるがへしては常に遊客の目を喜ばせた...   その辺り一帯はまたねむの大樹がいと多く涼風裡に美しく葉裏をひるがへしては常に遊客の目を喜ばせたの読み方
正岡容 「山の手歳事記」

...そらした眼のにはっきりと残って...   そらした眼の裡にはっきりと残っての読み方
山本周五郎 「風流太平記」

...キキリツツリ」と云う(うち)に...   キキリツツリ」と云う裡にの読み方
夢野久作 「キキリツツリ」

...近代文化の面に於ける一つの重大な特徴である...   近代文化の裡面に於ける一つの重大な特徴であるの読み方
夢野久作 「東京人の堕落時代」

...雄敵鐘巻自斎の名をふと脳に描くと共に...   雄敵鐘巻自斎の名をふと脳裡に描くと共にの読み方
吉川英治 「剣難女難」

...それでも彼は心の(うち)で...   それでも彼は心の裡での読み方
吉川英治 「新書太閤記」

...政(まつり)に要(い)る大事なものを火のから持ち出されい」いいすてると...   政に要る大事なものを火の裡から持ち出されい」いいすてるとの読み方
吉川英治 「親鸞」

「裡」の読みかた

「裡」の書き方・書き順

いろんなフォントで「裡」

「裡」の英語の意味

「なんとか裡」の一覧  


ランダム例文:
原因を探る   つきあわせる   パブリック・ドメイン  

【待望の機能】手書き風日本語フォントが「縦書き」に対応!和風デザインに無料活用

便利!手書き漢字入力検索

👨話題の人々👩
「推し」を登録

時事ニュース漢字 📺
部屋着   免疫細胞   調整中  

スポンサーリンク

トップへ戻る