例文・使い方一覧でみる「裡」の意味


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...彼れは火の気のない囲炉(いろり)の前に...   彼れは火の気のない囲炉裡の前にの読み方
有島武郎 「カインの末裔」

...平屋の白い格子のに...   平屋の白い格子の裡にの読み方
泉鏡花 「浮舟」

...せっかく平和(り)に...   せっかく平和裡にの読み方
海野十三 「海底都市」

...本堂も、庫も、新築にかゝり、さばかり莊嚴の趣も無し...   本堂も、庫裡も、新築にかゝり、さばかり莊嚴の趣も無しの読み方
大町桂月 「南洲留魂祠」

...かれは庫の玄関のぢき傍の三畳――さつきそこをかれは明けて見た...   かれは庫裡の玄関のぢき傍の三畳――さつきそこをかれは明けて見たの読み方
田山花袋 「ある僧の奇蹟」

...そして凡てにぶつかってみようという力が脳に閃いた...   そして凡てにぶつかってみようという力が脳裡に閃いたの読み方
豊島与志雄 「生あらば」

...庫(くり)のほうへむかってどなりました...   庫裡のほうへむかってどなりましたの読み方
新美南吉 「のら犬」

...我は夢の(うち)にある如く飛びつ...   我は夢の裡にある如く飛びつの読み方
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」

...チラと脳に浮んだが...   チラと脳裡に浮んだがの読み方
松本泰 「P丘の殺人事件」

...我国民の心にこの奇妙な真理を印象づける努力をしている...   我国民の心裡にこの奇妙な真理を印象づける努力をしているの読み方
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」

...またお伽話(とぎばなし)の空気が闇(やみ)の(うち)に浮動しているかとも感ぜられる...   またお伽話の空気が闇の裡に浮動しているかとも感ぜられるの読み方
森鴎外 「細木香以」

...されどわが脳(のうり)に一点の彼を憎むこころ今日までも残れりけり...   されどわが脳裡に一点の彼を憎むこころ今日までも残れりけりの読み方
森鴎外 「舞姫」

...獄の(うち)から...   獄の裡からの読み方
吉川英治 「私本太平記」

...いまは口のに称名(しょうみょう)を念じて帰った...   いまは口の裡に称名を念じて帰ったの読み方
吉川英治 「新書太閤記」

...バチバチ燃えひらめく火光の(うち)を「――御用っ...   バチバチ燃えひらめく火光の裡を「――御用っの読み方
吉川英治 「新・水滸伝」

...その(うち)に乗って...   その裡に乗っての読み方
吉川英治 「親鸞」

...十五すでに簾(れんり)に裳(もすそ)を曳く――と...   十五すでに簾裡に裳を曳く――との読み方
吉川英治 「源頼朝」

...私は囲炉に近く腰をかけながら...   私は囲炉裡に近く腰をかけながらの読み方
若山牧水 「みなかみ紀行」

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