「裡」の意味
内部
小説での「裡」の使い方
...それぞれ秘密裡(ひみつり)に...
海野十三 「成層圏飛行と私のメモ」
...某国が秘密裡に某海域においての実験を行ったのであるが...
海野十三 「地球発狂事件」
...(無言劇)それを宮が夢幻の裡に聴いて...
江見水蔭 「硯友社と文士劇」
...憤りと焦躁に胸の裡が煮えかえった...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...やがてその脳裡は幾回転かして父や母や妻や子供の顔が浮んだ……一方足尾銅山の予防工事は...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...すごすごと庫裡の方へ引取って往った...
薄田泣菫 「艸木虫魚」
...血みどろの猫が俺の脳裡に浮ぶ...
高見順 「いやな感じ」
...折から梅雨季の雲間を洩れる太陽の微光の裡に一脈の清爽味を漂はせ...
土井八枝 「隨筆 藪柑子」
...その青年時代を犯罪的な不節制の裡(うち)に送り...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...人間の裡にある生活力は多くの場合その恋愛のために燃えつきるようなことはなく...
宮本百合子 「愛は神秘な修道場」
...――雲上殿裡(うんじょうでんり)...
吉川英治 「三国志」
...良人の側にさえいるなら、炎の裡(うち)、水の中、どこにでも生き甲斐があると信じます」玄徳は嬉しさに涙を催した...
吉川英治 「三国志」
...観ずれば死生は一瞬の風裡(ふうり)...
吉川英治 「新書太閤記」
...禁裡(きんり)の御苑(ぎょえん)にふりそそいだであろう...
吉川英治 「新書太閤記」
...仏間の裡(うち)へ云った...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...かれの脳裡にも、自分では意識しない迷信のおびえがあった...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...サテ三人して圍爐裡を圍んでゆつくりと飮み始めた...
若山牧水 「山寺」
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