...一年中唯一度の盛裝を凝(こら)して居た...
石川啄木 「葬列」
...裝束(しやうぞく)は...
泉鏡太郎 「十六夜」
...餘(あま)り爽(さわや)かならぬ扮裝(いでたち)で...
泉鏡太郎 「大阪まで」
...服裝(ふくそう)につけてゐた金屬(きんぞく)の各尖端(かくせんたん)から電光(でんこう)を發(はつ)したことも經驗(けいけん)せられてゐる...
今村明恒 「火山の話」
...誰の姿もすつかり夏の服裝である...
海野十三(佐野昌一) 「南太平洋科學風土記」
...オスヒは通例の服裝の上に著る衣服...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...ホテルの下僕の服裝をした男が...
ロバート・ルイス・スティーヴンソン 佐藤緑葉訳 「醫師と旅行鞄の話」
...5.彼の服裝には別にこれと云つて目に立つ點はなかつた...
關口存男 「新獨逸語文法教程解説」
...つぼ裝束をした女達の通つて行くのがそれと手に取るやうに展けられて見えた...
田山花袋 「道綱の母」
...しだいにととのつた服裝をするやうになつたことが眼についた...
恒藤恭 「學生時代の菊池寛」
...勇將と彼は武裝を取り換へぬ...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...身に黄金の裝着け...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...奪ひし美なり戰裝を部下に命じて城中に搬び譽を揚げんとす...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...皆裝封付二難升米...
内藤湖南 「卑彌呼考」
...彼(かれ)は業々(げふ/\)しい自分(じぶん)の扮裝(いでたち)に恥(は)ぢて躊躇(ちうちよ)しつゝ案内(あんない)を請(こ)うた...
長塚節 「土」
...空氣の冷えきつた部屋の中には裝飾品らしい何物も見えなかつた...
南部修太郎 「ハルピンの一夜」
...矢張り幾らか裝飾を重んずる故だ...
新渡戸稻造 「教育の目的」
...冷靜を裝ふ貫兵衞の顏には...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
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