...彼は裏切者だと言われてしまった...
...彼女は友達を裏切ったとして、裏切者扱いされた...
...今回の事件では裏切者がいたとされている...
...裏切者を許すことはできない...
...あの映画には裏切者が出てくるストーリーになっている...
...彼は恩人について女王の心に毒を注ぎ込む裏切者だというのである...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...裏切者なら、裏切者らしく振舞うがいい...
太宰治 「虚構の春」
...おそるべき裏切者だ...
太宰治 「新ハムレット」
...きたない裏切者の中で...
太宰治 「新ハムレット」
...「あなたは裏切者じゃありませんからね...
平林初之輔 「動物園の一夜」
...あの裏切者が上がってくるところを...
平林初之輔 「動物園の一夜」
...裏切者と思ふな――...
牧野信一 「酒盗人」
...非常に多数の人が今日の日本の民主化をあらゆる方法で邪魔している階級的裏切者に顛落している事実である...
宮本百合子 「共産党とモラル」
...ひそかなる自信と光栄の裡に「裏切者」の名に甘んじた...
三好十郎 「俳優への手紙」
...精神は裏切者ではないかと恐れる...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...裏切者という疑いで……」「エッ...
夢野久作 「人間レコード」
...裏切者の秀秋の大軍とぶつかって...
吉川英治 「大谷刑部」
...思わぬ裏切者が出て...
吉川英治 「三国志」
...こよいはことに夜廻りをきびしくし、すべて、物具(もののぐ)を解かず、昼夜四交代の制をそのまま、かりそめにも防備の気をゆるませぬように励まれよ」すると果たしてその夜の深更に至って、妙に城中がざわめき出したと思うと、「謀叛人があるぞっ」「裏切者だ、裏切者だ」と、いう声が聞え出した...
吉川英治 「三国志」
...裏切者と呶鳴る声も...
吉川英治 「三国志」
...――匹夫(ひっぷ)め、裏切者め、なんの顔容(かんばせ)あって、これへ来たか」姜維は、仰天して、さまざまに事情を下から訴えたが、叫べば叫ぶほど、馬遵は怒って、「昨夜はこれへ来て、旧主へ弓をひき、今朝はこれへ来て、口舌(こうぜつ)の毒策を試むるか...
吉川英治 「三国志」
...気が狂(くる)ったかッ」「裏切者(うらぎりもの)ッ――退(の)くな」とばかり...
吉川英治 「神州天馬侠」
...――裏切者の高田郡兵衛ではないか』『ム...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
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