...裏切りに似たものをさへ感ずるのは...
太宰治 「小照」
...裏切りはせんであろうな」「さあ」「判らんか」「判らん」「時によれば...
直木三十五 「南国太平記」
...なあに、まだ大丈夫でございます、首になるような気遣(きづか)いはございません、とにかく一通りお聴きなすって」「早く話してごらん」「ここまでは私も七兵衛の方へついて片棒(かたぼう)を担(かつ)いでやりましたが、これから一番、裏切りをして、お前様の方へ忠義を尽してみてえんで」がんりきは、お絹を人通りの少ない木立の方へ引張り込むように並んで歩いて、「ナニ、七兵衛の友達といったからって通り一遍の仲なんですから、どっちへ転んだって、大した義理が欠けるわけじゃございません、あの野郎にこれだけ尽しておけば、これからまた持役(もちやく)を替えて踊ってみてえんで……その机竜之助という剣術の先生、それは敵持(かたきも)ちのお方でござんしたね、敵と覘(ねら)う相手がちょうど船で清水の港へ来ているんで...
中里介山 「大菩薩峠」
...心の中で絶えず裏切りをしていたでしょう...
久生十蘭 「喪服」
...彼女の裏切りに対する憤りは...
平林初之輔 「秘密」
...あの男は裏切り者です...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「諜報部」
...どんなひどい階級的裏切りを示しているか...
宮本百合子 「こういう月評が欲しい」
...おれたちを裏切りにおいでになったんだあ!友吉 ……(裏切りといわれて...
三好十郎 「その人を知らず」
...それこそ残酷・暴虐・裏切りの種子であり根なのである...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...そうやって今日の人間は裏切りの修業をする...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...彼は裏切り・非道・掠奪・の学校ともいうべきそうした社会に生きながら...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...或る人は自ら裏切りを命じておきながら...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...伝次は裏切りはしない...
山本周五郎 「風流太平記」
...浮田直家の裏切りだった...
吉川英治 「黒田如水」
...「裏切り者が出たか」と...
吉川英治 「三国志」
...裏切り者が続出せぬかという惧れだ」「いや」と...
吉川英治 「私本太平記」
...みずから功を捨てて裏切りの誹謗(ひぼう)を求めるような結果になろう...
吉川英治 「新書太閤記」
...明日(あす)は彼を裏切り...
吉川英治 「宮本武蔵」
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