例文・使い方一覧でみる「袖幕」の意味


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...袖幕を引くと、お茶室の内側が別世界のようになる...   袖幕を引くと、お茶室の内側が別世界のようになるの読み方

...美術館で、袖幕のある茶室が公開されている...   美術館で、袖幕のある茶室が公開されているの読み方

...新しい家を建てるとき、袖幕をつけるかどうか検討したい...   新しい家を建てるとき、袖幕をつけるかどうか検討したいの読み方

...茶道の稽古で、袖幕を取り扱う方法を教えてもらった...   茶道の稽古で、袖幕を取り扱う方法を教えてもらったの読み方

...昔は色々な素材で袖幕を作っていたようだ...   昔は色々な素材で袖幕を作っていたようだの読み方

...おしずとおゆうさんとの違いは何よりもおしずにそういう芝居気のないところにあったと申しますのでござりまして裲襠(うちかけ)を着て琴をひいたり小袖幕(こそでまく)のかげにすわって腰元に酌をさせながら塗りさかずきで酒をのむような芸当はお遊さんでなかったら板につかないのでござりました...   おしずとおゆうさんとの違いは何よりもおしずにそういう芝居気のないところにあったと申しますのでござりまして裲襠を着て琴をひいたり小袖幕のかげにすわって腰元に酌をさせながら塗りさかずきで酒をのむような芸当はお遊さんでなかったら板につかないのでござりましたの読み方
谷崎潤一郎 「蘆刈」

...偶(たま)には小袖幕(こそでまく)から呼込まれるやうな都合にならないものでもあるまいと思つてやつて來ると――」「馬鹿野郎...   偶には小袖幕から呼込まれるやうな都合にならないものでもあるまいと思つてやつて來ると――」「馬鹿野郎の読み方
野村胡堂 「錢形平次捕物控」

...広庭のかなたに小袖幕をかけまわした席が設けてあり...   広庭のかなたに小袖幕をかけまわした席が設けてありの読み方
山本周五郎 「日本婦道記」

...掛けつらねた小袖幕と...   掛けつらねた小袖幕との読み方
山本周五郎 「日本婦道記」

...あの小袖幕の向うにはきっと母も聴きに来ている筈だよ」そんなにお石の琴が評判になっていたのか...   あの小袖幕の向うにはきっと母も聴きに来ている筈だよ」そんなにお石の琴が評判になっていたのかの読み方
山本周五郎 「日本婦道記」

...さんざめく小袖幕のかからぬ所はない有様...   さんざめく小袖幕のかからぬ所はない有様の読み方
吉川英治 「剣難女難」

...背景(うしろ)においた屏風と両わきの袖幕とが...   背景においた屏風と両わきの袖幕とがの読み方
吉川英治 「私本太平記」

...ここの山門で小袖幕を張らせ...   ここの山門で小袖幕を張らせの読み方
吉川英治 「私本太平記」

...散所民の芸人たちは、竿を立て、袖幕を張り、笛太鼓座(ふえたいこざ)などのしたくがすむと、「こちらは、いつでも」と、見物が揃うまで、長屋で酒飯(しゅはん)のご馳走にあずかっていた...   散所民の芸人たちは、竿を立て、袖幕を張り、笛太鼓座などのしたくがすむと、「こちらは、いつでも」と、見物が揃うまで、長屋で酒飯のご馳走にあずかっていたの読み方
吉川英治 「私本太平記」

...小袖幕のうちにかくれると...   小袖幕のうちにかくれるとの読み方
吉川英治 「宮本武蔵」

...――胴の間(ま)の彼方で、小袖幕を囲って、最前から、「うんすん骨牌(かるた)」という博戯(あそび)に千金を賭けて、夢中になっていた阿波、堺(さかい)、大坂あたりの商人(あきんど)たちが、「札(ふだ)が足らない」「どこへ飛んだのじゃ?」「そっちを見ろ」「いや、こっちにもない」敷物を払って騒いでいたが、そのうちの一人が、ふと、大空を仰いで、「やっ、小猿めが! あんなところへ!」高い帆柱の上を指さして、頓狂なさけびをあげた...   ――胴の間の彼方で、小袖幕を囲って、最前から、「うんすん骨牌」という博戯に千金を賭けて、夢中になっていた阿波、堺、大坂あたりの商人たちが、「札が足らない」「どこへ飛んだのじゃ?」「そっちを見ろ」「いや、こっちにもない」敷物を払って騒いでいたが、そのうちの一人が、ふと、大空を仰いで、「やっ、小猿めが! あんなところへ!」高い帆柱の上を指さして、頓狂なさけびをあげたの読み方
吉川英治 「宮本武蔵」

「袖幕」の読みかた

「袖幕」の書き方・書き順

いろんなフォントで「袖幕」


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