...精神的連関に何等の積極的な役割をも与えない処の袋路に過ぎない...
戸坂潤 「イデオロギー概論」
...カントの物自体の問題をクリティカルな袋路に追いやったのである...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...行止りの袋路地を...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...袋路地になっておりますから...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...こんな袋路地の奧へ湯歸りのお樂を連れ込むのは...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...袋路地へ入つて行きました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...金杉水道町の袋路地へ追ひ込められて了つたのです...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...袋路地に入って行きました...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...袋路地といったところで...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...袋路地の別世界を形成した...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...一本郷菊坂の六軒長屋――袋路地の一番奧の左側に住んでゐる...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...袋路地も鳩羽(はとば)色にたそがれた中に...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...袋路地の入口、一方は板塀で、踊り舞臺の足場が、塀の上へ高々と組みあげてありますが、此處からお組の家へ行くためには、路地の奧の木戸を開けて、大家(おほや)の庇(ひさし)の下を通して貰ふか、猿(ましら)のやうに足場を攀(よ)ぢ登るか、でなければ、表通りをグルリと廻る外はありません...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...袋路地の入口、一方は板塀で、踊り舞台の足場が、塀の上へ高々と組みあげてありますが、此処からお組の家へ行くためには、路地の奥の木戸を開けて、大家の庇(ひさし)の下を通して貰うか、猿(ましら)のように足場を攀(よ)じ登るか、でなければ、表通りをグルリと廻る外はありません...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...私は袋路の方へとぼとぼ歩いて行き...
原民喜 「小さな庭」
...五更(こう)の前から以前住んでいた袋路次の角(かど)にひそんで期すものを待ちかまえていた...
吉川英治 「新・水滸伝」
...袋路地と知らずに間違って入って来た女は...
吉川英治 「宮本武蔵」
...袋路だよ」といってしまいました...
蘭郁二郎 「歪んだ夢」
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