...蘭袋は眉をひそめながら...
芥川龍之介 「或敵打の話」
...袋の中に水が無くなっているからである...
石川欣一 「比島投降記」
...足袋がないとさわぐ...
伊藤左千夫 「浅草詣」
...」小林君はビロードの大きな袋から...
江戸川乱歩 「鉄塔の怪人」
...地下足袋(じかたび)...
太宰治 「たずねびと」
...おまけに白足袋という...
太宰治 「服装に就いて」
...とにかく私は私の胃袋に祝福をさゝげます!一月廿八日晴れてあたゝか...
種田山頭火 「其中日記」
...硯箱(すずりばこ)や状袋(じょうぶくろ)や巻紙がきちりと行儀よく並んでいる傍に...
夏目漱石 「道草」
...ゲートルに地下足袋のいでたちで...
林芙美子 「屋久島紀行」
...ひどく狼狽(あわ)てて自分の足袋の爪先を見る...
久生十蘭 「魔都」
...でなかつたら、新聞紙の袋で、棒のやうな菓子やら、鉄の輪のやうな菓子が一杯這入つてゐるのが、バラバラとこぼれ落ちるのに気がつかなかつたといふこともなからうに――...
牧野信一 「或るハイカーの記」
...私達は賽銭袋を首にぶらさげて...
牧野信一 「バラルダ物語」
...布の袋を二度ぐらゐ透してオスマシの汁を作つて居る...
柳田國男 「食料名彙」
...どうした拍子か袋の口が解けて...
夢野久作 「支那米の袋」
...中々マントの内ポケットにジッとしてなんかいないんだから袋の口を釦(ぼたん)で止めとかなくちゃならん...
夢野久作 「超人鬚野博士」
...一番悪いものを入れる袋だぞと云うらしい顔つきだ...
横光利一 「欧洲紀行」
...ぜひにもお移り下さるように――」黍粉(きびこ)の袋も...
吉川英治 「新書太閤記」
...また草履袋を持って...
吉川英治 「忘れ残りの記」
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