...袁術は、脚のくる節からふるえが這いのぼってくるのを覚えた...
吉川英治 「三国志」
...諸将に集まれと伝えろ」袁術は気色(けしき)を変えていた...
吉川英治 「三国志」
...次に袁術は声を大にし...
吉川英治 「三国志」
...――時到らば兵を起し、玄徳を先手とし、袁術を破り、次いで、袁閥(えんばつ)の長者たる袁紹をも亡ぼしてしまうのです...
吉川英治 「三国志」
...袁術にこう訴えた...
吉川英治 「三国志」
...かつて身を寄せていた淮南(わいなん)の袁術(えんじゅつ)へ...
吉川英治 「三国志」
...袁術、堪忍をやぶって、「この上は、予が自身で、大軍をすすめ、徐州も小沛も、一挙に蹴ちらしてくれん」と、令を発せんとした...
吉川英治 「三国志」
...呂布は、韓胤を駅館に迎えて、篤くもてなし、承知の旨を答えるとともに、使者の一行にたくさんな金銀を与え、また帰る折りには、袁術へ対して、豪華な贈物を馬や車に山と積んで持たせてやった...
吉川英治 「三国志」
...陳宮は、なお激語をつづけて、「――ですから、当然な報酬として、陳珪父子の首を斬り、それを持って、袁術へ献じたら、袁術も怒りを解いて、兵を退くでしょう...
吉川英治 「三国志」
...袁術のいる所を仰いでいった...
吉川英治 「三国志」
...淮南(わいなん)の袁術(えんじゅつ)のような者もいるし...
吉川英治 「三国志」
...この許都を中心として西は荊州(けいしゅう)、襄陽(じょうよう)の劉表(りゅうひょう)、張繍(ちょうしゅう)を見ても、東の袁術、北の袁紹の力をながめても、ほとんど四方連環(れんかん)の敵であって、安心のできる一方すら見出せない...
吉川英治 「三国志」
...袁術は皇帝を僭称(せんしょう)して...
吉川英治 「三国志」
...袁術(えんじゅつ)に謁(えっ)し...
吉川英治 「三国志」
...曹操は、矢つぎ早に、「俗衆の論でもいい、袁紹、袁術のほかには、誰がもっぱら、当今の英雄と擬せられているか」「次には、荊州(けいしゅう)の劉表(りゅうひょう)でしょうか」「劉表」「威は九州を鎮めて、八俊(しゅん)と呼ばれ、領治にも見るべきものがあるとか、聞き及んでいますが」「だめ、だめ、領治など、彼の部下のちょっぴり小利巧(こりこう)なやつがやっているに過ぎん...
吉川英治 「三国志」
...君に何かの対策があるか?」「袁術が淮南をすてて河北に行くには...
吉川英治 「三国志」
...次々と、袁術の麾下は、討ち減らされていった...
吉川英治 「三国志」
...――自分の骨肉たる袁術(えんじゅつ)に対してさえ...
吉川英治 「三国志」
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