...袁術は、袁紹の弟で、兵糧方を一手に指揮している者だ...
吉川英治 「三国志」
...袁術の使いが密書を持って...
吉川英治 「三国志」
...袁術の許へ身を寄せて後図(こうと)を計ろう」そう考えて...
吉川英治 「三国志」
...すべてあなたの青春を弱める敵です」「でも、袁術の情けにも、裏切れない」「そんな優柔不断は、ご自身で蹴ってしまわなければ、生涯、碌々(ろくろく)と終るしかありますまい...
吉川英治 「三国志」
...袁術には、一人しか息子はいないのだから」「じゃあ、考えていらっしゃることはないじゃありませんか」雌鶏(めんどり)のことばに、雄鶏(おんどり)も羽ばたきした...
吉川英治 「三国志」
...むむ……」と、呂布はのみこみ顔で、「袁術は、伝国の玉璽を所有しておるから、早晩、天子となるかもしれない...
吉川英治 「三国志」
...居る所なきまま袁術についている輩(ともがら)です」「ウム...
吉川英治 「三国志」
...退れっ」袁術は、臣下の中から、二度とこんなことをいわせないために、「以後、何者たりと、わが帝業に対して、論議(あげつら)いするやつは、即座に断罪だぞ」と、布令させた...
吉川英治 「三国志」
...「虎は罠(わな)にかかったぞ」袁術も...
吉川英治 「三国志」
...袁術は追いまくられ...
吉川英治 「三国志」
...袁術は、仰天して、逃げ争う大将旗下のなかに包まれたまま、馬に鞭打った...
吉川英治 「三国志」
...袁術へ提携を呼びかけた婚姻政略の蒸し返しは...
吉川英治 「三国志」
...――では早速、袁術へ宛て、書簡をしたためるからそれを携えて、淮南へ急いでくれい」「御命、かしこまりました――しかし、この下(かひ)の城は、すでに敵の重囲にあり、また、淮南の通路は、劉玄徳(りゅうげんとく)が関をもうけて、往来を厳しく監視しておりますとか...
吉川英治 「三国志」
...袁術(えんじゅつ)に謁(えっ)し...
吉川英治 「三国志」
...淮南(わいなん)の袁術(えんじゅつ)は...
吉川英治 「三国志」
...袁術の中軍を猛襲し...
吉川英治 「三国志」
...袁術は麦の摺屑(すりくず)を喰って三日もしのんだがもうそれすらなかった...
吉川英治 「三国志」
...あれまでご辛抱なさいまし」もう気息奄々(きそくえんえん)としている袁術の手を肩にかけながら...
吉川英治 「三国志」
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