...現在七つのうち二つははなはだ痩せ衰えているから...
魯迅 井上紅梅訳 「兎と猫」
...細君はなるほどもう色は衰えているが...
田山花袋 「少女病」
...朝廷の何ごとも昔に比べて衰えているという感じから来る一種の感傷とも...
津田左右吉 「建国の事情と万世一系の思想」
...体(からだ)の萎(しな)びて痩せ衰えているのが見えた...
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」
...大変悩み衰えているらしく...
コナン・ドイル 三上於莵吉訳 「暗号舞踏人の謎」
...そのスタミナはかなり衰えているのではないか...
外村繁 「日を愛しむ」
...今日の如きは大衆文芸の重要なる一分野である少年文学は全く見る影もなく衰えている...
直木三十五 「大衆文芸作法」
...お母さんも、大分衰えている...
林芙美子 「放浪記(初出)」
...その観念はかなり衰えていることを常に見い出す...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...見るから衰えているようだった...
牧逸馬 「助五郎余罪」
...衰えているというのではないのよ...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...且つ一般に稲作はやや衰えている上に...
柳田国男 「海上の道」
...昔栄えていまは衰えている都ということ...
柳田国男 「故郷七十年」
...すっかり視力が衰えているため...
山本周五郎 「青べか物語」
...すっかり視力が衰えているため...
山本周五郎 「青べか物語」
...気力が衰えているのだ...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...色彩が淡く衰えているように感じられた...
横光利一 「比叡」
...京流吉岡が衰えていることは...
吉川英治 「宮本武蔵」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??