...三四歩戻って彼は表門を這入った...
李光洙 「愛か」
...これはいつも表門の番をしているのだが...
魯迅 井上紅梅訳 「阿Q正伝」
...電車の停留所から姉崎家の表門への通路に当る一軒の煙草屋で...
江戸川乱歩 「悪霊」
...表門のわきで二度...
江戸川乱歩 「断崖」
...そして、見はりのものは、表門と裏門とに、のこしておくつもりですが、賢二君には、いつもだれか、ついていてください...
江戸川乱歩 「鉄塔の怪人」
...間もなく表門のベルが鳴って...
谷崎潤一郎 「細雪」
...暗くなった時分に表門から西洋館の玄関へ忍び込み...
谷崎潤一郎 「少年」
...表門の扉(とびら)の音が凍った空気中に響いた...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...やはり普通の表門からはいった方がよろしいでしょう...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...大通寺の境内は広く、規模は大きく、その中に本堂があり、表門があり、裏門があり、庫裡があり、書院があり、経蔵があり、鐘楼があり、鼓楼があり、盥漱所(かんそうじょ)があり、香部屋(こうべや)があり、蘭亭があり、枕流亭(ちんりゅうてい)があり、新御殿があり、土蔵があり、示談講があり、総会所があり、女人講があり、茶所があり、白砂会所(しらすなかいしょ)、二十八日講、因講(ちなみこう)までを数えると、ちょっと一息には言えない建物があるのですから、その一角で、この深夜、ひとり捨てられた人の子が、全力を尽して号泣していたところで、いずれの隅まで反応して人の眠りを驚かすか、甚(はなは)だ怪しいものであります...
中里介山 「大菩薩峠」
...ガラッ八は草っ原に寝転んで表門を見張ることにしたのです...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...庭の植込みから縁の下まで」「誰も居なかつたのだらう」「猫の子一匹居りませんでした」「裏表の門か切戸が開いてはなかつたのか」「表門も裏門も...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...表門は側者頭(そばものがしら)竹内数馬長政(たけのうちかずまながまさ)が指揮役をして...
森鴎外 「阿部一族」
...そして裏門か表門かわからないが...
吉川英治 「大岡越前」
...表門は締まっているじゃねえか」「面会は午前九時から七時半までの規則だから」「ところが...
吉川英治 「かんかん虫は唄う」
...表門のくぐりから外へ出て来た...
吉川英治 「新書太閤記」
...表門を叩いておるようではないか』『大津屋でしょう』『あれなら...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...明らさまに表門をたたいて男の酷薄(こくはく)を責めなければならない...
吉川英治 「親鸞」
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