...又はそうすると表象される処の...
戸坂潤 「科学方法論」
...空間自身が表象されるのでなければならぬ...
戸坂潤 「幾何学と空間」
...そういう風に所謂彫塑的に表象される現わなものなのである...
戸坂潤 「認識論とは何か」
...概念は表象の Menge をその下にunter sich 含むものとは表象されるが決してそれをその内にin sich 含むものとは考えられない...
戸坂潤 「物理的空間の成立まで」
...即ちこの直観内のこの多様の統一という規定を以てアプリオリに表象される」(S. 160)と云うが「直観自身として表象される」とは依然直観されるということ以外に正当な意味はないと思う...
戸坂潤 「物理的空間の成立まで」
...併し之をリーマンの unbegrenzt の意味に解するならば空間は※das unendlich Gegebene“(K. d. r. V. S. 39)として表象されるであろう(カントは勿論 unendlich と unbegrenzt とを同じ意味に用いるのであるが私は両者を通じて新しい意味に於て unendlich と unbegrenzt とに分つ)...
戸坂潤 「物理的空間の成立まで」
...蚊帳(かや)と線香と桑原(くわばら)の呪文(じゅもん)で表象される迷信的な江戸っ子が...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...この道徳情操に於て最高潮に表象される...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...文化人としての記憶が表象されるのは...
萩原朔太郎 「夢」
...胃腸の重壓感や――によつて動因的に表象されるといふのである...
萩原朔太郎 「夢」
...空間的に表象される客觀的時間より特に體驗的時間を區別し後者の根源性を強調しつつ...
波多野精一 「時と永遠」
...客觀的時間は通常直線の形に表象される...
波多野精一 「時と永遠」
...他者は勢ひ擬人的に表象されるのである...
波多野精一 「時と永遠」
...開いたものは到る処中心を有する円の如く表象されるであろう...
三木清 「哲学入門」
...現在から未来と表象される時間の現在でなく...
三木清 「哲学入門」
...世界は開いたものとして到る処中心を有する円の如く表象されるように...
三木清 「哲学入門」
...一層鋭く表象されるといふのではない...
三木清 「認識論」
...このやうに歴史の運動の時間が直線的に表象されるところでは...
三木清 「歴史哲學」
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