...もし学問概念が単に学問という名辞によって表象される処の一つの観念に過ぎないならば...
戸坂潤 「科学方法論」
...又はそうすると表象される処の...
戸坂潤 「科学方法論」
...即ち表象される内容...
戸坂潤 「幾何学と空間」
...空間自身が表象されるのでなければならぬ...
戸坂潤 「幾何学と空間」
...空間が表象されるということ――表象に還元(吾々の意味に於て)されるということ――は空間の実在性(存在)としての性格を覆うものではない...
戸坂潤 「空間概念の分析」
...夫が文学的に表象されると...
戸坂潤 「思想としての文学」
...事実カントが「空間は単に感性の形式としてではなく直観自身として表象される」(Kritik der reinen Vernunft, 2 Aufl. S. 160)と云う時...
戸坂潤 「物理的空間の成立まで」
...即ちこの直観内のこの多様の統一という規定を以てアプリオリに表象される」(S. 160)と云うが「直観自身として表象される」とは依然直観されるということ以外に正当な意味はないと思う...
戸坂潤 「物理的空間の成立まで」
...而も「空間は対象として表象される時(それは実際幾何学で必要なことであるが)それは直観の単なる形式以上のものを含む」(同上)...
戸坂潤 「物理的空間の成立まで」
...併しリーマン空間の平面として表象される球面は既に二次元ではなくして三次元に於てのみ表象されるのであるから三次元のリーマン空間の表象は四次元を必要とするものと云わねばならぬ...
戸坂潤 「物理的空間の成立まで」
...蚊帳(かや)と線香と桑原の呪文(じゆもん)で表象される迷信的な江戸つ子が...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...蚊帳(かや)と線香と桑原(くわばら)の呪文(じゅもん)で表象される迷信的な江戸っ子が...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...この道徳情操に於て最高潮に表象される...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...文化人としての記憶が表象されるのは...
萩原朔太郎 「夢」
...客觀的時間は通常直線の形に表象される...
波多野精一 「時と永遠」
...開いたものは到る処中心を有する円の如く表象されるであろう...
三木清 「哲学入門」
...世界は開いたものとして到る処中心を有する円の如く表象されるように...
三木清 「哲学入門」
...一層鋭く表象されるといふのではない...
三木清 「認識論」
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