...僕は従来衣魚(しみ)と言ふ虫は決して和本や唐本(たうほん)以外に食はぬものと信じてゐた...
芥川龍之介 「変遷その他」
...けれども千九百二十五年の衣魚(しみ)は舶来本の背などにも穴をあけてゐる...
芥川龍之介 「変遷その他」
...僕はこの衣魚の跡を眺めた時に進化論を思ひ...
芥川龍之介 「変遷その他」
...三十世紀の衣魚はことによると...
芥川龍之介 「変遷その他」
...一名衣魚)を悪く言うナイ何んでも書物を蠹害(とがい)するという事をシミが一手に引受けているのは可愛想だと私は聊(いいささ)かシミに同情している...
牧野富太郎 「植物記」
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