例文・使い方一覧でみる「衞」の意味

...老人は其の他にも無名の田代が孫兵衞山（まごびようやま）の附近にあるといつてゐたから... 老人は其の他にも無名の田代が孫兵衞山の附近にあるといつてゐたからの読み方
沼井鐵太郎「黒岩山を探る」

...根津の豪華な屋敷に石川良右衞門を訪ねました... 根津の豪華な屋敷に石川良右衞門を訪ねましたの読み方
野村胡堂「錢形平次捕物控」

...城彈三郎氏のたつた一人の知合といふのはこの戸倉十兵衞だから... 城彈三郎氏のたつた一人の知合といふのはこの戸倉十兵衞だからの読み方
野村胡堂「錢形平次捕物控」

...浪人の岩根源左衞門にも... 浪人の岩根源左衞門にもの読み方
野村胡堂「錢形平次捕物控」

...南左衞門の一座に居た文吉といふのが... 南左衞門の一座に居た文吉といふのがの読み方
野村胡堂「錢形平次捕物控」

...暫らく樣子を見るが宜い」「へエ」「それから百兩の金は水右衞門さんに返すのだ...
野村胡堂「錢形平次捕物控」

...つまり店の方に近い部屋には主人伊兵衞夫婦が休んで居り... つまり店の方に近い部屋には主人伊兵衞夫婦が休んで居りの読み方
野村胡堂「錢形平次捕物控」

...扇屋丹右衞門が、向島の寮の離屋に設計した紅閨は、丁度そんな種類のもので、この時代にしては、想像も及ばぬほど、高價なギヤマン鏡を張り詰め、豹（へう）の毛皮を敷き、緞子（どんす）の吊夜具、絹行燈の有明――いや、そんなものはさして驚くに足りませんが、部屋の兩方六枚の唐紙に描いた、六人の美女の、半裸の艶容嬌態が、平次のあらゆる豫期を超えて、その度膽を拔いたのです... 扇屋丹右衞門が、向島の寮の離屋に設計した紅閨は、丁度そんな種類のもので、この時代にしては、想像も及ばぬほど、高價なギヤマン鏡を張り詰め、豹の毛皮を敷き、緞子の吊夜具、絹行燈の有明――いや、そんなものはさして驚くに足りませんが、部屋の兩方六枚の唐紙に描いた、六人の美女の、半裸の艶容嬌態が、平次のあらゆる豫期を超えて、その度膽を拔いたのですの読み方
野村胡堂「錢形平次捕物控」

...二十年前先代の小左衞門が急死した時... 二十年前先代の小左衞門が急死した時の読み方
野村胡堂「錢形平次捕物控」

...志賀屋の主人伊左衞門には... 志賀屋の主人伊左衞門にはの読み方
野村胡堂「錢形平次捕物控」

...百人町の百兵衞のところへ飛んで來て教へてくれたんです... 百人町の百兵衞のところへ飛んで來て教へてくれたんですの読み方
野村胡堂「錢形平次捕物控」

...加納屋甚兵衞最初は兩刀を捨てゝ蓄財に專念し... 加納屋甚兵衞最初は兩刀を捨てゝ蓄財に專念しの読み方
野村胡堂「錢形平次捕物控」

...――」徳右衞門は... ――」徳右衞門はの読み方
野村胡堂「錢形平次捕物控」

...私は當家の主人幸右衞門でございます」と... 私は當家の主人幸右衞門でございます」との読み方
野村胡堂「錢形平次捕物控」

...主人忠右衞門の氣兼ねであつたにしても... 主人忠右衞門の氣兼ねであつたにしてもの読み方
野村胡堂「錢形平次捕物控」

...俵屋の主人孫右衞門は... 俵屋の主人孫右衞門はの読み方
野村胡堂「錢形平次捕物控」

...庄兵衞はまだどこやらに腑に落ちぬものが殘つてゐるので... 庄兵衞はまだどこやらに腑に落ちぬものが殘つてゐるのでの読み方
森林太郎「高瀬舟」

...でなければ、社會を背にして、柿右衞門となり、芭蕉となるべきだ...
吉川英治「折々の記」

「衞」の読みかた

「衞」の書き方・書き順