...他の新聞には余り類のない一種の秩序――官衙(やくしよ)風な秩序が有つた...
石川啄木 「菊池君」
...」良人改造会社官衙(かんが)の昼間の勤めをすませて...
薄田泣菫 「艸木虫魚」
...酉剋に至つて和田四郎左衙門尉義直さまが討死をなされ...
太宰治 「右大臣実朝」
...もっとも向う河岸の官衙(かんが)の裏河岸を見るとかなり立派な役人達で呑気そうに見物しているのも大勢居た...
寺田寅彦 「雑記(2[#「2」はローマ数字、1-13-22])」
...官衙に彼等はびく/\ものである...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...大邸宅もあれば大官衙もある...
戸坂潤 「社会時評」
...運甓居雑詠百年旧府嘆二榛荊一四面山河自作レ城 十日雲容多北走 二州水勢尽西行 遠書毎托二海商至一閑話只憑二山衲迎一羇官雖レ孤幸無レ恙 回レ頭已没幾同庚公篁渡此地名区慰二老孱一風光秀偉満二衰顔一東西来合巴回水 南北相臨鼎峙山 亜竹檀欒遶二旧郭一遺民絡繹渡二荒関一晩晴試望二公篁渡一人在二灘声嵐気間一ともに山国盆地の郡衙三次の地勢風光気象を実に即いて髣髴と描出してゐる...
中村憲吉 「頼杏坪先生」
...総理衙門大臣の那桐と皇弟醇親王が...
久生十蘭 「新西遊記」
......
牧野富太郎 「植物一日一題」
...葬送の途次柩(ひつぎ)を官衙(かんが)の前に駐(とど)めしめ...
森鴎外 「渋江抽斎」
...立会人等は官衙(くわんが)へ差出す始末書を認(したゝ)めて署名した...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...三州の主催にかかる官衙(かんが)の園遊会は...
吉川英治 「三国志」
...宮衙門(きゅうがもん)の街辻で...
吉川英治 「三国志」
...幾日も幾日も衙門(がもん)の冷霜は解けなかった...
吉川英治 「三国志」
...諸門衙営(がえい)の名残り...
吉川英治 「三国志」
...官衙(かんが)の建物などだった...
吉川英治 「新・水滸伝」
...「官衙(かんが)のうちの...
吉川英治 「親鸞」
...従って大建築は宮殿や官衙(かんが)のほかになかったであろう...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
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