......
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...もっとも向う河岸の官衙(かんが)の裏河岸を見るとかなり立派な役人達で呑気そうに見物しているのも大勢居た...
寺田寅彦 「雑記(2[#「2」はローマ数字、1-13-22])」
...公衙(こうが)より帰れば...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...それでなければ統制的官衙の石段を粛々として降って来る「声」かなのである...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...美濃からの収入というは主なるはその国衙(こくが)料であって...
原勝郎 「東山時代における一縉紳の生活」
...大沙漠の竜巻と旋風のなかに灰色のシルウエットをつくる官衙と議事堂の諸建物...
百田宗治 「騒擾の上に」
...とうとう保さんが官衙に来てくれて...
森鴎外 「渋江抽斎」
...火の気(け)のない官衙の一室で...
森鴎外 「渋江抽斎」
...官衙(くわんが)の掲示も商店の看板も英仏埃及(エジプト)の三語で書かれて居る...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...官公衙や大会社の廊下と階上とを昇り降りして執務中の人を訪問することは...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...諸官衙(しょかんが)...
吉川英治 「三国志」
...県衙(けんが)の屋根にきて...
吉川英治 「三国志」
...三州の主催にかかる官衙(かんが)の園遊会は...
吉川英治 「三国志」
...官衙(かんが)の紫閣(しかく)...
吉川英治 「新・水滸伝」
...五ヵ国の国衙(こくが)から...
吉川英治 「平の将門」
...藤原玄明(げんめい)といって、常陸の官衙で、少掾の職にあった男である...
吉川英治 「平の将門」
...官衙や官倉の焼打ちは...
吉川英治 「平の将門」
...東八ヵ国の官衙から...
吉川英治 「平の将門」
便利!手書き漢字入力検索