...一九〇二年のボンナール『独仏高等兵学の方式について』には「ジョミニーの論述する如き一般原則から敷衍(ふえん)せる戦法の系統は謬妄...
石原莞爾 「戦争史大観」
...『釈日本紀』に曰く、常陸国風土記曰、夫常陸国者、堺是広大、地亦緬、土壌沃墳、原野肥衍、墾発之処、山海之利、人々自得、家々足饒、設有二身労耕耘、力竭紡蚕者一、立可レ取レ富豊一、自然応レ免二貧窮一、況復求レ塩魚味一、左山右レ海植レ桑種レ麻、後レ野前レ原、所謂水陸之府蔵、物産之膏腴、古人云レ、常世之国一、蓋疑此地、今浦島説話とタンホイゼル説話とを比較するに、楽土の淹留と云う点に於て、楽土の神女が、淹留者に懸想して、彼を迎えしと云う点に於て、数年間留まりしと云う点に於て、及び後に至りて往事を回想して、故郷を懐うの情起りしと云う点に於て、両個の説話は全く一致す...
高木敏雄 「比較神話学」
...それを敷衍(ふえん)しつつ筆をすすめた...
太宰治 「猿面冠者」
...近所の衍(えん)という世話好きの奥さんがやって来て...
太宰治 「惜別」
...と傍で衍奥さんがせき立てる...
太宰治 「惜別」
...知らず知らず敷衍さえされたと見ることが出来る...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...も少し敷衍すれば...
豊島与志雄 「性格批判の問題」
...それをいろいろ敷衍さしてみると...
豊島与志雄 「椿の花の赤」
...各其學派の學説の敷衍として視られたものである...
内藤湖南 「尚書稽疑」
...なお敷衍(ふえん)していえばあなた方はまず公式を頭の中に入れて...
夏目漱石 「おはなし」
...これを布衍(ふえん)して云うと...
夏目漱石 「坑夫」
...私はこの公認された事実を勝手に布衍(ふえん)しているかも知れないが...
夏目漱石 「こころ」
...貰う積りだのと布衍(ふえん)すればする程馬鹿になるばかりだから...
夏目漱石 「それから」
...至る処に布衍(ふえん)の必要を生じて...
夏目漱石 「文芸の哲学的基礎」
...こんな事から敷衍した物か...
南方熊楠 「十二支考」
...をみ二字衍文...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...張(ちやうろ)の千金方衍義の云ふ所の如きが是である...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...周錫本(しうせきさんぼん)と孫星衍本(そんせいえんぼん)との二種がある...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
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