...暴動で行路難が生じた...
...地震で橋の崩壊により行路難に陥った...
...交通事故で道が封鎖され、行路難になった...
...自然災害で山道が寸断され、行路難になった...
...強風で電線が倒れ、市内が行路難になった...
...何(なん)となれば渠等の行路難は皆合(がふきん)の事ある以前既に経過し去りて...
泉鏡花 「愛と婚姻」
...行路難であるのだ...
薄田泣菫 「独楽園」
...平和な農村にも斯様な行路難(こうろだん)がある...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...遠く見て雲か山かと思ひしに帰ればおのが住居(すまひ)なりけり遮莫(さもあらばあれ)永い年月(としつき)の行路難(こうろだん)...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...幾人東至又西還(幾人か東に至りまた西に還るや)潮満沙頭行路難(潮沙頭に満ちて行路難し)会得截流那一句(流れを截(た)つの那(か)の一句を会得(えとく)せば)何妨抹過海門関(何ぞ妨げん海門の関を抹過するを)と読まれるのもある...
中里介山 「大菩薩峠」
...これを相手に行路難の修行底といったような...
中里介山 「大菩薩峠」
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三好達治 「一點鐘」
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三好達治 「南窗集」
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