...行く行く自然の美しさを思つた...
阿部次郎 「三太郎の日記 第三」
...行く行くは、本当の停車場になるさうです...
田山録弥 「玉野川の渓谷」
...道綱は行く行く阜斯などを追懸けた...
田山花袋 「道綱の母」
...自動車は行く行く栗売男のただ一つの屋台店の前を過ぎた...
チェスタートン Chesterton 直木三十五訳 「見えざる人」
...あの人はそれで行く行く僕達を好くして遣ろうと――はッ...
ディッケンス Dickens 森田草平訳 「クリスマス・カロル」
...貨物車の機関車を利用して本職自らバートン・モスまで行く行く調査したるも何等の変事無し...
コナン・ドイル 新青年編輯局訳 「臨時急行列車の紛失」
...行く行く立派な御用聞に仕立ててやろうという平次の腹でしょう...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...行く行くはそうなることを信じているが...
葉山嘉樹 「海に生くる人々」
......
前田普羅 「普羅句集」
...この調子では、この奴、隠居の首根っこに食い下って、行く行く、どんな大それた考えを起すかも知れない...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...それが俺の考えたなあ、お前は行く行く、この奥で百姓する男だ...
三好十郎 「樹氷」
...行く行くは二人で力を合わせて...
三好十郎 「樹氷」
...行く行くなお多くの伝承の綜合をもって...
柳田国男 「海上の道」
...行く行く復活して見られる見込みのあるものである...
柳田國男 「和州地名談」
...もし行く行く同様な事件が起きたら...
吉川英治 「三国志」
...行く行く兵は増すばかりで...
吉川英治 「私本太平記」
...行く行く見れば、兵の死骸や黒焦(くろこ)げの男女の死体もころがっている...
吉川英治 「新・水滸伝」
...初め無気味な男だと思った案内人は行く行く種々の樹木名を倦みもせずに教えて呉れた...
若山牧水 「みなかみ紀行」
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