...どうせ行く行くはこうなるのだからと...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「蛇性の執念」
...行く行くは、本当の停車場になるさうです...
田山録弥 「玉野川の渓谷」
...行く行くは官吏道場というものも造り...
戸坂潤 「社会時評」
...行く行く実用品として各戸一台は備えねばならぬ様な時代が来るものだと思って居る...
中里介山 「百姓弥之助の話」
...「閑山先生のお宅は何処ですか」と行く行く村人にたずねると...
中里介山 「百姓弥之助の話」
...行く行くは歩兵戦術がひっくり返ることになる...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「諜報部秘話」
...海へ行く行くといふことは余り云はないで呉れよ...
牧野信一 「眠い一日」
...行く行く...
正岡容 「寄席」
...雪どけの峽の小徑を 行く行く照らしいだす わが手の燈火黄色なる火影のうちを 疲れて歩む あはれ わが脚の影重い靴 濡れた帽子 冷めたい耳 空腹 ――旅人と身をなして 思ふことさへ うつつない ああ このひととき...
三好達治 「旅人」
...行く行く復活して見られる見込みのあるものである...
柳田國男 「和州地名談」
......
夢野久作 「猟奇歌」
...行く行く郡県の民家を焼き...
吉川英治 「三国志」
...初め兵は千にも足りぬ編成だったので、その長途をあやぶまれたが、顕家は、「行く行く、途中で参陣の約ある者三、四千はかぞえられる...
吉川英治 「私本太平記」
...行く行く、敵の砦(とりで)や関を焼き立て、山また山をこえて、月のうちに、敦賀まで攻め入った...
吉川英治 「新書太閤記」
...自分は因幡(いなば)、伯耆(ほうき)、出雲(いずも)、石見(いわみ)の兵をひきい、行く行く丹波、但馬(たじま)の兵も合して、一挙、京畿(けいき)に進み、本願寺と呼応して直ちに、信長の本拠安土を衝(つ)こう」こういう大胆な策を立てたものは、吉川元春(きっかわもとはる)だった...
吉川英治 「新書太閤記」
...行く行く、丘陵の傾斜に、柿林の柿のたわわに色づいているのを見る...
吉川英治 「随筆 新平家」
...そのうちでも美味なものというのを老爺は行く行くもぎ取って行った...
若山牧水 「みなかみ紀行」
...行く行くはコレジヨをも設立しよう...
和辻哲郎 「鎖国」
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