...今一つはみどりの父からの手紙で...
海野十三 「麻雀殺人事件」
...今一つは王政維新という...
大隈重信 「吾人の文明運動」
...今一つの眼は悪魔を見て...
薄田泣菫 「艸木虫魚」
...序(つい)でに今一つ訊きますが...
薄田泣菫 「茶話」
...それから今一つの解釈は...
津田左右吉 「神代史の研究法」
...今一つ先生の心の温かみというものが非常に重大な役割をしていると切(せつ)に思われるのである...
中谷宇吉郎 「指導者としての寺田先生」
...今一つは、これは想像であるが、長尾夫人の御主人が、現職の判事であったことも、この事件のかげに揺曳(ようえい)している或(ある)種の雰囲気を思わすのである...
中谷宇吉郎 「千里眼その他」
...今一つは食糧の増産であった...
中谷宇吉郎 「北海道開発に消えた八百億円」
...今一つの方を手に提げて...
野上豐一郎 「大戰脱出記」
...此等の墓と共に今一つ...
濱田耕作 「沖繩の旅」
...今一つは着心地のいいことである...
ニコライ・ゴーゴリ 平井肇訳 「外套」
...今一つ特殊の事情が有ったと考えられる...
柳田国男 「海上の道」
...今一つだけもう少し手近いのを挙げると...
柳田国男 「こども風土記」
...それから今一つ、ひと目で気のつくちがいは三角の頂点、すなわち屋棟(やのむね)の葺き合わせかたが、近ごろの藁屋ではひじょうに複雑になっている...
柳田国男 「母の手毬歌」
...是(これ)には今一つ中古以来の習わしとして...
柳田国男 「木綿以前の事」
...この仕来(しきた)りには恐らくは忘却せられた今一つ根本の意味があったのである...
柳田国男 「山の人生」
...序(ついで)に今一つ御紹介致しますると...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...今一つ……この事件に関する疑問の最後の一点だけが...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
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