例文・使い方一覧でみる「行き詰まり」の意味
スポンサーリンク...物質文化の行き詰まりを一面に於て唱えながらも... 
石原莞爾 「最終戦争論」
...ややもすれば行き詰まりの人事行政打開に重点を置いて軍拡を企図した形跡を見遁す事が出来ない...
石原莞爾 「戦争史大観」
...宗教も行き詰まり...
高楠順次郎 「東洋文化史における仏教の地位」
...行き詰まりになりやすい抽象に新しい疎通孔をあけるには...
寺田寅彦 「量的と質的と統計的と」
...彼らの仕事に最初の衝動を与え幾度か行き詰まりがちの考えに常に新しい活路を与えたのは...
寺田寅彦 「ルクレチウスと科学」
...石炭がなくなり石油がなくなれば文化は行き詰まりだと悲観していた人類は...
永井隆 「ロザリオの鎖」
...行き詰まりを云為してゐる...
南部修太郎 「現代作家に対する批判と要求」
...しかしてこの行き詰まりを切り開いたのはすなわち鎌倉幕府の建設である...
原勝郎 「東山時代における一縉紳の生活」
...探偵小説の行き詰まり...
平林初之輔 「探偵小説壇の諸傾向」
...山畠の傍なる溜池のほとりに行き詰まりつ...
夢野久作 「白くれない」
...庭は四方行き詰まりで新しい箒目（ほうきめ）が並んで靴痕（あと）も何もない...
夢野久作 「暗黒公使」
...ソレッキリ行き詰まりになって終（しま）うのであった...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...それと名は知らないままに色々と試みては行き詰まり...
夢野久作 「能とは何か」
...その時に謡が美しく行き詰まりつつ消えて行く...
夢野久作 「能とは何か」
...その行き詰まりに在る特等病室の前に来た...
夢野久作 「復讐」
...以前のような遠慮や妥協の利く行き詰まり状態とは全然程度が違っておりました...
夢野久作 「霊感！」
...今までの行き詰まりの一切合財を総決算的に引き受けた気持ちになって...
夢野久作 「霊感！」
...大衆の読書趣味が行き詰まり初めたようである...
夢野久作 「路傍の木乃伊」
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