...大学受験をして、行きつ戻りつ勉強した...
...彼女との関係は、行きつ戻りつが多い...
...混雑した観光地で、行きつ戻りつの人の流れに従うしかなかった...
...彼は何度も転職したが、行きつ戻りつで同じ職種に戻ることが続いた...
...大雨で川が氾濫して、道路が通行不能になり、行きつ戻りつすることになった...
...二人の會話は須田町に近づくまでも同じ題目の上を行きつ戻りつしてゐた...
石川啄木 「A LETTER FROM PRISON」
...十五六間が程を二三度行きつ戻りつして居たが...
石川啄木 「病院の窓」
...椅子の前を歩哨(ほしょう)のように行きつ戻りつしたり...
江戸川乱歩 「悪魔の紋章」
...『先生はまだ此處にか』と打ち伴れて、行けば行くほど、どうやら通つたことの無き路なりと氣が付き、行きつ戻りつ、漸く本坊の上に出で、『おうい/\』と二聲三聲、かなたにも、『おうい』と答へて、待つ間程なく、うれしや闇を照らす車夫の提燈...
大町桂月 「夜の高尾山」
...物思はしげに御門の邊を行きつ戻りつ...
高山樗牛 「瀧口入道」
...新宿の街を行きつ戻りつ歩いてみても...
太宰治 「愛と美について」
...私は檻の前を行きつ戻りつ...
橘外男 「令嬢エミーラの日記」
...廊下を行きつ戻りつしながら半時間はたっぷり待った...
ドストエーフスキイ 神西清訳 「永遠の夫」
...庭の小徑を筋かいに行きつ戻りつしつづけていた...
ドストエーフスキイ 神西清訳 「永遠の夫」
...行きつ戻りつしている...
豊島与志雄 「怪異に嫌わる」
...雪みちをあちこちの集まりに行きつ戻りつしています...
マリー・ルイーズ・ド・ラ・ラメー Marie Louise de la Ramee 菊池寛訳 「フランダースの犬」
...実は行きつ戻りつしていることに過ぎない...
中里介山 「大菩薩峠」
...行きつ戻りつしているうちに...
中里介山 「大菩薩峠」
...無意味に行きつ戻りつしていなけりゃならん」「なにぶんやむを得んじゃないか」「ところが...
中里介山 「大菩薩峠」
...行きつ戻りつしていたが...
中里介山 「大菩薩峠」
...何気ない体(てい)で行きつ戻りつしているのである...
久生十蘭 「魔都」
...州橋の街通りを行きつ戻りつ...
吉川英治 「新・水滸伝」
...沈みこんで部屋の中を行きつ戻りつしていた...
神西清訳 「ムツェンスク郡のマクベス夫人」
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