...彼は政策に関して常に衆望を集めている...
...今回の選挙でその政党は、衆望を集めることができなかった...
...衆望によって彼が選ばれた...
...政策によって、彼は衆望を得た...
...衆望を得るためには、政策の方向性が重要だ...
...陸奥の全権委員に衆望を落すことなく...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...少し硬骨でそして衆望のあるのが出ると...
大杉栄 「日本脱出記」
...声援と衆望のうちにおのおの牛へ接近して...
谷譲次 「踊る地平線」
...意外に衆望が私に帰して...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...衆望はマターファに集まっていた...
中島敦 「光と風と夢」
...年来の衆望であった氷河委員会と...
中谷宇吉郎 「国際雪氷委員会のことなど」
...衆望を集めている教会の長老である...
牧逸馬 「双面獣」
...寛恕と慈悲とをもってすればどれほどの名誉と衆望と同情とを収めることができるかを語り...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...衆望の熱度を知ることができるのであった...
山本周五郎 「似而非物語」
...福知山方の衆望を担(にな)って死を決した春日重蔵――...
吉川英治 「剣難女難」
...村人に衆望のある松尾刑部(ぎょうぶ)と爺(じい)の恩智左近を振りあててある...
吉川英治 「私本太平記」
...正成の郷土の衆望や人間の奥行きについては...
吉川英治 「私本太平記」
...こうして、信長の愛、家中の衆望、共に篤(あつ)かったにかかわらず、氏郷は十七歳のとき、われから信長へ、こう申し出ている...
吉川英治 「新書太閤記」
...「先生の遺言にも――史文恭をとらえた者を次の盟主に――と仰っしゃっておられ、しかも私には、この大寨(たいさい)を統御してゆけるほどな力も徳望もありません」「いや、衆望は充分です...
吉川英治 「新・水滸伝」
...一山衆望かっ」「執念ぶかい奴だ……...
吉川英治 「親鸞」
...今や、彼の衆望は、たいへんなものであった...
吉川英治 「平の将門」
...その勢威の衆望は...
吉川英治 「源頼朝」
...頼朝という人間に尊敬して盛りあがっている衆望ではない」彼はそんなふうに観る...
吉川英治 「源頼朝」
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