...X号は血まなこになって...
海野十三 「超人間X号」
...血まなこで捜しても一枚の小判も見当らぬ...
太宰治 「新釈諸国噺」
...売る方は血まなこで売る...
三好十郎 「恐怖の季節」
...義一の用をたすのに血まなこ...
山本周五郎 「さぶ」
...血まなこになって活動する師走の街にあって...
山本周五郎 「年の瀬の音」
...「けれども久兵衛が血まなことなってるで...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...いま割拠(かっきょ)する諸国の群雄にとって、血まなこ、血みどろな、第一の関心は、その領土である...
吉川英治 「上杉謙信」
...血まなこを帯びて...
吉川英治 「上杉謙信」
...あの窓の下ではないか」血まなこになっている久左衛門へむかって...
吉川英治 「黒田如水」
...韓遂は」血まなこに捜している...
吉川英治 「三国志」
...数百の放免(密偵)が血まなこな昨今だが...
吉川英治 「私本太平記」
...血まなこな様子だったが...
吉川英治 「私本太平記」
...血まなこな戦争目的の下には...
吉川英治 「私本太平記」
...その血まなこをしゅんと醒(さ)ました...
吉川英治 「私本太平記」
...烈しい声でつづけさまに、「殿っ、殿っ」と、その血まなこは、あらぬ方へ求める人を捜(さが)していた...
吉川英治 「新書太閤記」
...すぐ、取って返されい」と、血まなこで、わめいた...
吉川英治 「新書太閤記」
...その夜も更けるまで血まなこになって探しているのに...
吉川英治 「親鸞」
...行く先々の城下や山沢(さんたく)に彼は剣の真理を血まなこで捜した...
吉川英治 「宮本武蔵」
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