例文・使い方一覧でみる「蠣」の意味


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...保吉(やすきち)は未(いま)だに食物(しょくもつ)の色彩――脯(からすみ)だの焼海苔(やきのり)だの酢(すがき)だの辣薑(らっきょう)だのの色彩を愛している...   保吉は未だに食物の色彩――脯だの焼海苔だの酢蠣だの辣薑だのの色彩を愛しているの読み方
芥川龍之介 「少年」

...按摩の目は(かき)や云います...   按摩の目は蠣や云いますの読み方
泉鏡花 「歌行燈」

...牡船は艫の右の障子が開いて綺麗な女中が何時かの所に坐つて琵琶を弾いてゐた...   牡蠣船は艫の右の障子が開いて綺麗な女中が何時かの所に坐つて琵琶を弾いてゐたの読み方
田中貢太郎 「牡蠣船」

...牡(かき)あがりまっか」来る時に男の頭の見えていた隣の室では男と女の笑う声がしていた...   牡蠣あがりまっか」来る時に男の頭の見えていた隣の室では男と女の笑う声がしていたの読み方
田中貢太郎 「牡蠣船」

...牡船は障子を締め切って壮(わか)い酔どれの大きな声がしていた...   牡蠣船は障子を締め切って壮い酔どれの大きな声がしていたの読み方
田中貢太郎 「牡蠣船」

...このごろは殻町にゆくかね?」打って変ったような優しい顔をしてさばけた口を利いた...   このごろは蠣殻町にゆくかね?」打って変ったような優しい顔をしてさばけた口を利いたの読み方
近松秋江 「うつり香」

...A君は殻町の勤め先を早仕舞にしてわたしの家に立寄り連立って出かけたのである...   A君は蠣殻町の勤め先を早仕舞にしてわたしの家に立寄り連立って出かけたのであるの読み方
永井荷風 「写況雑記」

...牡だよー!」「女房に負けるな...   牡蠣だよー!」「女房に負けるなの読み方
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」

...カビヤ)の料理にて生はレモンの汁(つゆ)を湛(たた)え...   カビヤ)の料理にて生蠣はレモンの汁を湛えの読み方
村井弦斎 「食道楽」

...それから牡を外の鍋へ並べてテンピかカステラ鍋の中へ入れて熱い火で十分間焼て牡から出た汁を前のかけ汁と交ぜて焼た牡へかけるのだ」客「少々面倒だね...   それから牡蠣を外の鍋へ並べてテンピかカステラ鍋の中へ入れて熱い火で十分間焼て牡蠣から出た汁を前のかけ汁と交ぜて焼た牡蠣へかけるのだ」客「少々面倒だねの読み方
村井弦斎 「食道楽」

...その時一旦牡を掬(すく)い上(あげ)て汁の中へバターと塩と胡椒と牛乳を加えて米利堅粉を溶てその汁を濃くした処へ前の牡を入れてまた五分間煮立てるとそれでモー出来るよ」客「なるほどね...   その時一旦牡蠣を掬い上て汁の中へバターと塩と胡椒と牛乳を加えて米利堅粉を溶てその汁を濃くした処へ前の牡蠣を入れてまた五分間煮立てるとそれでモー出来るよ」客「なるほどねの読み方
村井弦斎 「食道楽」

...牡は実に滋養になって美味いがしかし時によると中毒する事があるというね」主人「五月の牡は産卵期だから卵巣(らんそう)へ毒質を持(もっ)ていて食べると中毒する...   牡蠣は実に滋養になって美味いがしかし時によると中毒する事があるというね」主人「五月の牡蠣は産卵期だから卵巣へ毒質を持ていて食べると中毒するの読み方
村井弦斎 「食道楽」

...○牡は蛋白質壱割四分...   ○牡蠣は蛋白質壱割四分の読み方
村井弦斎 「食道楽」

...近年は大方(おおかた)殻葺きに成り...   近年は大方蠣殻葺きに成りの読み方
柳田国男 「母の手毬歌」

...すなわち(かき)の殻(から)はもう使っていないので...   すなわち蠣の殻はもう使っていないのでの読み方
柳田国男 「母の手毬歌」

...牡を砂から掘出して来て食べて見ろと云つて連(しき)りに勧めるが...   牡蠣を砂から掘出して来て食べて見ろと云つて連りに勧めるがの読み方
吉江喬松 「伊良湖の旅」

...――もう(かき)の季節でもないが...   ――もう蠣の季節でもないがの読み方
吉川英治 「鳴門秘帖」

...浜(かきはま)橋の上まで来ると...   蠣浜橋の上まで来るとの読み方
吉川英治 「※[#「さんずい+鼾のへん」、第4水準2-79-37]かみ浪人」

「蠣」の読みかた

「蠣」の書き方・書き順

いろんなフォントで「蠣」

「なんとか蠣」の一覧  


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なじみの店   成り行き   ゴシック体  

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