...つねに蛇蠍(だかつ)のごとく嫌われ...
石川啄木 「初めて見たる小樽」
...』三一 蝮と蠍『今ね...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...蠍は其の螫を、自衛の為めや、自分で食べる虫を殺すのに使ふ...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...黒い蠍の螫したのは...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...黄色い蠍に刺されたのは生命にかゝはる...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...蠍は尾の端に螫を持つてゐる...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...蠍(さそり)のやうに眠りから覺めて...
薄田泣菫 「久米の仙人」
...どこの藪蔭にも石の下にも百足(むかで)だの蠍(さそり)だの蛇だのがうじゃうじゃしている...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「決闘」
...両乳房(ちち)の間に蠍のやうな接吻を...
富永太郎 「遺産分配書」
...あたかも鳩(はと)の巣の中に蠍(さそり)を見いだすがようなものだった...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...これが彼の有名な毒虫のサソリ〔蠍〕の縁者だと思うと何んとなく興味を覚える...
牧野富太郎 「植物記」
...蠍の腹に脚の変態で櫛(くし)と名づくる物一対あり...
南方熊楠 「十二支考」
...この蠍、頭の端尖から尾の先まで四五―五七ミリメートルで、金網の裏面より落ち著く砂上まで四〇―五〇ミリメートル...
南方熊楠 「十二支考」
...ガウダンス尊者は蠍を除き...
南方熊楠 「十二支考」
...蠍(さそり)は虫よ...
宮沢賢治 「銀河鉄道の夜」
...だけどいい虫だわ」「蠍(さそり)いい虫じゃないよ...
宮沢賢治 「銀河鉄道の夜」
...むかしのバルドラの野原に一ぴきの蠍(さそり)がいて小さな虫やなんか殺(ころ)してたべて生きていたんですって...
宮沢賢治 「銀河鉄道の夜」
...そしたらいつか蠍(さそり)はじぶんのからだが...
宮沢賢治 「銀河鉄道の夜」
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