...蠍(さそり)が石の下にもぐり込んで気違いのようになって物を螫(さ)したがっている時にでも...
レオニード・ニコラエヴィッチ・アンドレーエフ 岡本綺堂訳 「世界怪談名作集」
...蝮(まむし)や蠍(さそり)に刺されゝば...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...』三一 蝮と蠍『今ね...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...『蝮の次ぎにはフランスでは蠍より恐れられてゐる毒虫はない...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...黄色い蠍に刺されたのは生命にかゝはる...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...蠍は尾の端に螫を持つてゐる...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...蠍(さそり)のやうに眠りから覺めて...
薄田泣菫 「久米の仙人」
...蛾と蛾の恋のように蠍(さそり)と蠍の恋のように...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...ケオス島に蠍(かつ)...
南方熊楠 「十二支考」
...カリア等に産する蠍(さそり)はよく牝豕を殺す...
南方熊楠 「十二支考」
...蠍の腹に脚の変態で櫛(くし)と名づくる物一対あり...
南方熊楠 「十二支考」
...蠍はたちまち宙返りして腹を下にして落ち着く...
南方熊楠 「十二支考」
...ほんとうにこんなような蠍(さそり)だの勇士(ゆうし)だのそらにぎっしりいるだろうか...
宮沢賢治 「銀河鉄道の夜」
...蠍(さそり)の火のことならあたし知ってるわ」「蠍(さそり)の火ってなんだい」ジョバンニがききました...
宮沢賢治 「銀河鉄道の夜」
...蠍(さそり)は虫よ...
宮沢賢治 「銀河鉄道の夜」
...むかしのバルドラの野原に一ぴきの蠍(さそり)がいて小さな虫やなんか殺(ころ)してたべて生きていたんですって...
宮沢賢治 「銀河鉄道の夜」
...そしてたったいま夢(ゆめ)であるいた天の川もやっぱりさっきの通りに白くぼんやりかかりまっ黒な南の地平線の上では殊(こと)にけむったようになってその右には蠍座(さそりざ)の赤い星がうつくしくきらめき...
宮沢賢治 「銀河鉄道の夜」
...前の章魚よりも何十層倍大きな海蠍(うみさそり)の鋏(はさみ)が詰め寄って来る...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
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