...日置蟲麿が館である...
伊藤左千夫 「古代之少女」
......
高木貞治 「蟻説」
...小蟲を拾つて食べたりしながら...
太宰治 「お伽草紙」
...淺蟲で食つたものの中で...
徳冨蘆花 「熊の足跡」
...新しい竹には油があり蟲がつき易いので...
内藤湖南 「支那目録學」
...毎日(まいにち)苦蟲(にがむし)喰(く)つ潰(ちや)したやうな面(つら)つきばかしされたんぢや厭(や)んなつちまあぞ...
長塚節 「土」
...其近邊ニ徘徊スル他蟲ヲ捕ルガ如キ...
西周 「人智論」
...行燈の燈心(とうしん)はジ、ジと油を吸つて、夏の蟲はもう、庭で鳴いて居る樣子...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...光り蟲しげく跳びかへる夜の海の青き面をや眺むらむあてなき瞳遠く放たれ息らひたまふ君が側へに寄りそへるに浪はやさしくさしきたりまたひき去る浪遠き渚に海月のひもはうちふるへ月しらみわたる夜なれや言葉なくふたりさしより涙ぐましき露臺の椅子にうち向ふこのにほふ潮風にしばなく鴎鱗光の青きに水流れ散りてやまずせかれぬ戀魚の身ともなりぬれば今こそわが手ひらかれ手はかたくあふるるものを押へたり...
萩原朔太郎 「歡魚夜曲」
...地蟲が鳴きたててゐた...
林芙美子 「屋久島紀行」
...大方(おほかた)蛙(かはづ)か蟲(むし)ぐらゐのものだらう』と云(い)つて家鴨(あひる)は『しかし...
レウィス、キァロル Lewis Carroll 丸山英觀訳 「愛ちやんの夢物語」
...終(つひ)に芋蟲(いもむし)が其口(そのくち)から煙管(きせる)を離(はな)して...
レウィス、キァロル Lewis Carroll 丸山英觀訳 「愛ちやんの夢物語」
...『二言(ふたこと)や三言(みこと)は變(か)へたのよ』『始(はじめ)から終(しまひ)まで間違(まちが)つてる』と斷乎(きつぱり)芋蟲(いもむし)が云(い)ひました...
レウィス、キァロル Lewis Carroll 丸山英觀訳 「愛ちやんの夢物語」
...」「ええ、蝎は蟲よ...
宮沢賢治 「銀河鐵道の夜」
...唇が毛蟲に刺されて真赤にはれ上つたのを家人に見つけられた事もある...
村山槐多 「悪魔の舌」
...……とはいえあの「蟲」の主人公が...
夢野久作 「江戸川乱歩氏に対する私の感想」
...羽蟲が一面泥の上を飛んで...
吉江喬松 「山岳美觀」
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若山牧水 「樹木とその葉」
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