...鳴(な)きしきる蟲(むし)の音(ね)を合方(あひかた)に...
泉鏡太郎 「十六夜」
...忽(たちま)ち毒蟲(どくむし)に取附(とりつ)かれて...
シェークスピヤ William Shakespeare 坪内逍遙訳 「ロミオとヂュリエット」
...その毛蟲は往々針葉樹林を根こそぎ食い荒らすことがある...
アネッテ・フォン・ドロステ=ヒュルスホフ Annette von Droste=Hulshoff 番匠谷英一訳 「ユダヤ人のブナの木」
...次の末の方の釋草釋木釋蟲以下の各篇は...
内藤湖南 「爾雅の新研究」
...新しい竹には油があり蟲がつき易いので...
内藤湖南 「支那目録學」
...それへ繁殖(はんしよく)して残酷(ざんこく)に葉(は)を喰(く)ひ荒(あら)す栗毛蟲(くりけむし)のやうな毒々(どく/\)しい花(はな)が漸(やうや)く白(しろ)く成(な)つて...
長塚節 「土」
...蟲(むし)の聲(こゑ)も地(ち)に沁(し)み入(い)らうとして居(ゐ)る...
長塚節 「土」
...大(オホ)キナ デンデン蟲(ムシ)ガ ヨビマシタ...
新美南吉 「デンデンムシ」
...コドモノ デンデン蟲ハ...
新美南吉 「デンデンムシ」
...たとひ南京蟲に食はれたとしても...
野上豐一郎 「大戰脱出記」
...手前達は?」「三河屋夫婦を殺したんぢや蟲が癒(い)えねえ」「何と言ふ奴等だ」平次は暗然として涙を呑みました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...蟲一匹入らないやうに用心しても...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...思ひ知らさなきや蟲が納まりませんよ」八五郎の拳骨は...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...蝗(いなご)のおそろしい群のやうに光にうづまき くるめき 押しあひ死にあふ小蟲の群團...
萩原朔太郎 「青猫」
...暗い燈火に河からは羽蟲や蛾が澤山飛びこんで來た...
林芙美子 「旅人」
...露を吸(す)ツて生きて居るやうな蟲だから...
三島霜川 「水郷」
......
三好達治 「駱駝の瘤にまたがつて」
...糸にぶら下つた毛蟲が風にゆられて飛んで...
横瀬夜雨 「五葉の松」
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