...ドリルで螺旋状に穴をあける...
...この階段は螺旋状になっている...
...螺旋状の線香だのばかりかも知れない...
芥川龍之介 「上海游記」
...螺旋状の形を保っているのである...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...塔の外側を奇妙な階段が螺旋状に巻いて頂上に達している...
谷譲次 「踊る地平線」
...周圍(しうゐ)に添(そ)ふて之を段々に螺旋状に積(つ)み上げ...
坪井正五郎 「コロボックル風俗考」
...前者に於ては進歩は云わば螺旋状をなし...
戸坂潤 「イデオロギー概論」
...哲学が螺旋状をなして進歩する所以である...
戸坂潤 「イデオロギー概論」
...螺旋状(らせんじょう)の階段は斧(おの)に断ち切られて室(へや)のまんなかに横たわっており...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...鋭く螺旋状に物をつき通す音...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...南側から入って螺旋状(らせんじょう)の階段を上(のぼ)るとここに有名な武器陳列場がある...
夏目漱石 「倫敦塔」
...この糸は恰も蜘蛛の糸の様であるが(第五図の右)これはその葉柄の組織の中に多き維管束中の螺旋紋導管の周壁をなしたる螺旋状をなせる糸であります...
牧野富太郎 「植物記」
...螺旋状になり居るものが両方へ引かれるために伸びて出て来るものであります...
牧野富太郎 「植物記」
...これは螺旋状ならでも描きようがあると思う...
南方熊楠 「十二支考」
...いずれも拳螺旋状(さざいのまきかた)をなす...
南方熊楠 「神社合祀に関する意見」
...焔は螺旋状によぢれて...
カミイユ・ルモンニエエ Camille Lemonnier 森林太郎訳 「聖ニコラウスの夜」
...螺旋状(らせんじょう)の細道(ほそみち)を奥(おく)へ奥へと見ているうちに走りだした...
吉川英治 「神州天馬侠」
...螺旋状(らせんじょう)の梯子口(はしごぐち)から二層(そう)目(め)へかけ上がり...
吉川英治 「神州天馬侠」
...壁には――描くだけの空間があれば――誇張を交えた骨太の筆致で螺旋状の彫刻の帯が飾られており...
H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft The Creative CAT 訳 「狂気の山脈にて」
...この場所にある顕著なものは何といっても螺旋状に上に延びる巨大な石の斜路だった...
H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft The Creative CAT 訳 「狂気の山脈にて」
便利!手書き漢字入力検索