...彼はその事件以来、醜名を追い掛け回されている...
...あの会社は不祥事で醜名が広まった...
...政敵によって醜名を着せられた...
...酷い行いをした人には、歴史から醜名が残されることがある...
...組織の名誉を傷つける行為には、醜名が付く可能性がある...
...すると妹は即刻殺人容疑者という醜名から解放されていいわけだ...
海野十三 「地獄の使者」
...いわゆる「赤耀館事件」なる有難くない醜名を世間に曝(さら)すことになったのです...
海野十三 「赤耀館事件の真相」
...その後にそこの附物(つきもの)となった一の不名誉な醜名を...
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」
...斯くありて末代遠き人々に我れ醜名を歌はれむ』343 可憐なる美人の懺悔(III 173 參照)...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...徒らに目前区々の小利を貪(むさぼ)りて千年不滅の醜名を流さば...
中島敦 「斗南先生」
...一身に負える醜名は...
長谷川時雨 「田沢稲船」
...醜名ながく止まる奧庭の古池に...
一葉 「暗夜」
...しかしそれがため終身醜名を負うような事なしと答うると...
南方熊楠 「十二支考」
...生きていたならば自分は裏切られた男としての醜名を取らなければならないのであったと...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...又は進化論者が人類侮辱の刷毛序(はけついで)につけた醜名(しこな)か...
夢野久作 「鼻の表現」
...大火の直後には醜名高き市会議員すらもが土地市有を高唱した...
和辻哲郎 「地異印象記」
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