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種田山頭火 「行乞記」
...そうしてわれわれが「蝶々蜻蛉(とんぼ)」と名付けていた珍しい蜻蛉が沢山に飛んでいた...
寺田寅彦 「郷土的味覚」
...折角(せっかく)苅(か)り入れた麦も早く扱(こ)いて撲(ぶ)って俵にしなければ蝶々(ちょうちょう)になる...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...蝶々(ちょうちょう)が勝ちで...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
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内藤鳴雪 「鳴雪句集」
...白い蝶々なのだとおもふと...
林芙美子 「絵本」
...啓吉は、うつらうつら薄目のままでまた深い眠りにおちたが、頭の中に、唄のような柔かい風が吹きこんで、蝶々も小鳥も、鰐も、草花も、太陽も、啓吉の夢のなかで、絵具が溶けるように、水のようなものの中にそれが拡がって行った...
林芙美子 「泣虫小僧」
...蝶々のような恰好の帆をもった...
久生十蘭 「キャラコさん」
...蝶々さんの本当のお父さま...
三浦環 「お蝶夫人」
...本当に蝶々さんのお家みたいでした...
三浦環 「お蝶夫人」
...それが第二幕で午後から翌朝にかけて起った蝶々さんの悲壮な最後の大詰です...
三浦環 「お蝶夫人」
...その時戸外からピンカートンの「蝶々(バタフライ)さん」と呼ぶ声がして領事とピンカートンが駆け込んできました...
三浦環 「お蝶夫人」
...あなたは実に素晴らしいまでに蝶々さんの気持ちを完全にエーフェリチェで表わし...
三浦環 「お蝶夫人」
...俺と二人で蝶々つかまえてたのが...
三好十郎 「樹氷」
...蝶々を追っかけたり...
夢野久作 「巡査辞職」
...きれいな蝶々だろう」かれは...
吉川英治 「新書太閤記」
...春が来たぜ! お濠(ほり)の柳が芽を吹いてら! 丸の内へも渡り鳥がやってきたぜ! 三本鳥毛の槍先にチラチラ蝶々が舞っている...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...蝶々なんか実に綺麗な...
蘭郁二郎 「鱗粉」
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