...』『その蝮の、手や唇や舌の上で別に何んともない毒が、血に混じると、ひどく恐ろしいものなんですか?』『それは恐ろしいものなんだよ、丁度私はそれについてお前達に話す処だつたんだ...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...』三一 蝮と蠍『今ね...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...『蝮が螫すと云はないで...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...蝮が逃げたら危ぶないなと思う...
大下宇陀児 「擬似新年」
...今日は唯だ外交内治の深憂大患を封じたる蝮蛇の卵を受けて後に欣舞するの不可なるを示めさんとするのみ...
竹越三叉 「深憂大患」
...そして例によつて例の如し!畜舎に泊つた(蝮の暗示があつたので)...
種田山頭火 「其中日記」
...蝮蛇(まむし)の毒あるでもなく...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...蝮蛇(まむし)がとぐろを巻いて日光を鱗(うろこ)の上に受けている...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...妙なものが來ましたぜ」八五郎が拇指(おやゆび)を蝮(まむし)にして...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...新之助と君香とが別府に行ったことをかぎつけた「蝮一」は...
火野葦平 「花と龍」
...フランシスコ・コルムナのポリフィルスの題号画中の竜と蝮と相討ちの図だが...
南方熊楠 「十二支考」
...これに反し蝮は強き一打ちで死ぬ...
南方熊楠 「十二支考」
...蝮を見付けてこれを抛(な)げ付くると...
南方熊楠 「十二支考」
...蝮を乃豆知(のづち)と訓(よ)んだ...
南方熊楠 「十二支考」
...北アフリカの角蝮(ホーンド・ヴァイパー)は眼の上に角を具う...
南方熊楠 「十二支考」
...蝮(まむし)は魔虫で...
南方熊楠 「十二支考」
...エチオピアの長生人(マクロビイ)アトス山の住民等蝮を常食とし...
南方熊楠 「十二支考」
...殊に蝮を好む由なり」とある...
南方熊楠 「十二支考」
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