例文・使い方一覧でみる「蝕」の意味


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...彼はすでにそのころ陋巷にまれた肉體を横たへてゐたのだらう...   彼はすでにそのころ陋巷に蝕まれた肉體を横たへてゐたのだらうの読み方
心猿 「露伴忌」

...被害民の人命が日一日とまれてゆくことである...   被害民の人命が日一日と蝕まれてゆくことであるの読み方
大鹿卓 「渡良瀬川」

...自分で自分の生活を腐してゆくよりほかには仕方がなかつた人でした...   自分で自分の生活を腐蝕してゆくよりほかには仕方がなかつた人でしたの読み方
薄田泣菫 「山雀」

...他の二本も殆ど(むしば)まれて辛うじて存在をとどめてゐる...   他の二本も殆ど蝕まれて辛うじて存在をとどめてゐるの読み方
武田麟太郎 「大凶の籤」

...板の表面が腐して字面だけが高く盛り上っているところをみると...   板の表面が腐蝕して字面だけが高く盛り上っているところをみるとの読み方
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」

...虫に食われ世に忘れられ、疣(いぼ)や黴(かび)や吹き出物などが一面に生じ、よろめき、腐され、見捨てられ、永久に救われない、そのみじめな年老いた巨獣、四つ辻(つじ)のまんなかに立って好意の一瞥(いちべつ)をいたずらに求めてるその一種の巨大なる乞食(こじき)は、これもひとりの乞食、足には靴(くつ)もなく、頭の上には屋根もなく、凍えた指に息を吐きかけ、ぼろをまとい、人の投げ与える物で飢えをしのいでるあわれな小人に、憐愍(れんびん)の情を寄せてるかのようだった...   虫に食われ世に忘れられ、疣や黴や吹き出物などが一面に生じ、よろめき、腐蝕され、見捨てられ、永久に救われない、そのみじめな年老いた巨獣、四つ辻のまんなかに立って好意の一瞥をいたずらに求めてるその一種の巨大なる乞食は、これもひとりの乞食、足には靴もなく、頭の上には屋根もなく、凍えた指に息を吐きかけ、ぼろをまとい、人の投げ与える物で飢えをしのいでるあわれな小人に、憐愍の情を寄せてるかのようだったの読み方
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」

...而して出来上り候原版を腐せしむる薬品としては...   而して出来上り候原版を腐蝕せしむる薬品としてはの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...さうして自分(じぶん)は寒(さむ)さに腐(ふしよく)された樣(やう)に赤(あか)い顏(かほ)をしてゐた...   さうして自分は寒さに腐蝕された樣に赤い顏をしてゐたの読み方
夏目漱石 「門」

...そして沢山の金が要るんだろうか?」贅沢の悪魔が彼をんだ...   そして沢山の金が要るんだろうか?」贅沢の悪魔が彼を蝕んだの読み方
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」

...変朽安山岩(プロピライト)が正規浸谷の中へ落下して来たもので...   変朽安山岩が正規浸蝕谷の中へ落下して来たものでの読み方
久生十蘭 「地底獣国」

......   の読み方
逸見猶吉 「逸見猶吉詩集」

...病魔にまれ尽した多くの病友達を眺め...   病魔に蝕まれ尽した多くの病友達を眺めの読み方
北條民雄 「柊の垣のうちから」

...よしまれ腐つたものにせよ...   よし蝕まれ腐つたものにせよの読み方
北條民雄 「柊の垣のうちから」

......   の読み方
前田普羅 「普羅句集」

...東京(トンキン)人は月を竜の所為(しわざ)とす(一八一九年リヨン版『布教書簡集(レットル・エジフィアント)』九巻一三〇頁)...   東京人は月蝕を竜の所為とす』九巻一三〇頁)の読み方
南方熊楠 「十二支考」

...天の知恵の権利を侵してまで...   天の知恵の権利を侵蝕してまでの読み方
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」

...Q川の浸力は益々緩漫になつて来た...   Q川の浸蝕力は益々緩漫になつて来たの読み方
横光利一 「静かなる羅列」

...化学薬品に浸して腐(ふしょく)させ...   化学薬品に浸して腐蝕させの読み方
吉川英治 「忘れ残りの記」

「蝕」の読みかた

「蝕」の書き方・書き順

いろんなフォントで「蝕」

「蝕」の英語の意味

「なんとか蝕」の一覧  


ランダム例文:
南殿   後退   はなし手  

チーズローリングと世界一硬いチーズ

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