例文・使い方一覧でみる「蜩」の意味
スポンサーリンク...比較的伝吉に同情を持たない皆川蜩庵（みながわちょうあん）さえこう書いている... 
芥川龍之介 「伝吉の敵打ち」
...・けふの散歩は蜩ないて萩さいて・かんがへがまとまらないブトにくはれる・山のいちにち蟻もあるいてゐる何だかノスタルヂヤにでもかゝつたやうだ...
種田山頭火 「行乞記」
...……蜩！ ゆふべの窓からはじめて裏山の蜩を聞いた...
種田山頭火 「其中日記」
...華山々麓の一夜蜩華山々麓やうやくたづねあててかなかなふと見あげる山から月の出るところ八月九日曇...
種田山頭火 「其中日記」
...さういふ時に耳の近くで蜩の晩涼を告ぐる銀鈴が爽かに響くと...
近松秋江 「箱根の山々」
...森に蜩（ひぐらし）の声が...
徳田秋声 「足迹」
...朝夕は蜩（ひぐらし）の声で涼しいが...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...キリンキリン！」蜩（ひぐらし）がまた一声鳴いた...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...けたたましく蜩（ひぐらし）が鳴く...
外村繁 「日を愛しむ」
...衰へたる日影の蚤（はや）くも舂（うすつ）きて蜩（ひぐらし）の啼（な）きしきる声一際（ひときわ）耳につき...
永井荷風 「礫川※［＃「彳＋淌のつくり」、第3水準1-84-33］※［＃「彳＋羊」、第3水準1-84-32］記」
...蜩（ひぐらし）が明神の森に鳴いて居ます...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...もう蜩がなきたてゝゐる...
林芙美子 「摩周湖紀行」
...蜩の声に混じりて降る雨の涼しき秋の夕まぐれかな西行にあつて欲しい歌であり...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...蜩（ひぐらし）のこえ...
堀辰雄 「かげろうの日記」
...夕暮の林から蜩が...
三好達治 「測量船」
...昏（く）れがたのかなしげな蜩（ひぐらし）ぜみの声を聞きとめて...
山本周五郎 「日本婦道記」
...蝉（せみ）や蜩（ひぐらし）が啼いている...
吉川英治 「新書太閤記」
...他のものでは蜩（ひぐらし）が一番早く聲を立つるのであるが...
若山牧水 「鳳來寺紀行」
便利！手書き漢字入力検索
- 自転車競技選手の松井英幸さん: 暴力指導を反省し、新しい指導法を伝える元ラグビー監督 🙏
- 野球選手の阿部慎之助さん: 延長戦の末に悔しさを語った ⚾
- ゴルファーの小祝さくらさん: 1年ぶりのツアー12勝目を達成 🏌️♀️