...大蜥蜴は明治何年か以来...
芥川龍之介 「早春」
...南京寺(なんきんでら)の石段の蜥蜴(とかげ)...
芥川龍之介 「続野人生計事」
...美しき色澤(いろつや)ある蜥蝪(とかげ)我が側を走り過ぎぬ...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...中世代の大蜥蜴アトラントサウルス一時絶対の優勢を占めて向ふ所全く敵なしとも云ふべき有様にあつた此等の動物が...
丘浅次郎 「人類の将来」
...痩せた小さい兩の掌は蜥蜴のそれを思ひ出させた...
太宰治 「ダス・ゲマイネ」
......
中島敦 「河馬」
...人も豚も鶏も蜥蜴(とかげ)も...
中島敦 「夾竹桃の家の女」
...魔像の前には蜥蜴(とかげ)の死骸...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...蜥蜴(とかげ)だとかゞ...
濱田青陵 「博物館」
...皆王の前身舌二枚ある蜥蜴たりし業報(むくい)にかぶれ...
南方熊楠 「十二支考」
...蛇や蜥蜴に似ながら飛行自在なる徴(しるし)に翼を添えたと趣は異にして...
南方熊楠 「十二支考」
...や諸蜥蜴が事に臨んで...
南方熊楠 「十二支考」
...そのサモギチア地方民は十六世紀にもギヴォイテてふ蜥蜴を家神とし食を供えた(英訳ハーバースタイン『露国記(ノーツ・アッポン・ラッシア)』二巻九九頁)...
南方熊楠 「十二支考」
...予はこの現存する飛竜てふ蜥蜴に基づいたものと惟(おも)う...
南方熊楠 「十二支考」
...研究の結果今は蜥蜴より高等な爬虫の一群と学者は見る...
南方熊楠 「十二支考」
...それから蜥蜴の腹を逆(さか)さに撫でるに滑らかなれど...
南方熊楠 「十二支考」
...皮を替えるに蜥蜴同然片々に裂け落ちるに...
南方熊楠 「十二支考」
...草むらを出没する蜥蜴(とかげ)は背に緑の筋を持っている...
森鴎外 「ヰタ・セクスアリス」
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