...玉蜀黍の穂が置いてあった...
ワシントン・アーヴィング Washington Irving 吉田甲子太郎訳 「スリーピー・ホローの伝説」
...枯れたる玉蜀黍の莢のさわ/\と鳴らば...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...唐土に火井の在(あ)る所北の蜀地(しよくち)に属(しよく)す...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...蜀山人が和蘭の妨害について誌したやうに...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...紅蜀葵開く...
永井荷風 「断腸亭日乗」
...蜀黍の穗が高く延びて海が青く光つて鰯の捕れる頃まで居た...
長塚節 「開業醫」
...こっそり行って探して見ろ」太十が復た眠に就いたと思う頃其一人は三番目の畝を志して蜀黍の垣根をそっと破ってはいった...
長塚節 「太十と其犬」
...拠って以て鹿蜀を作り出したものか...
南方熊楠 「十二支考」
...いわんや、蜀の劉璋などに、なんの斟酌(しんしゃく)を持っているものか...
吉川英治 「三国志」
...蜀の民を安んじてやって下さい」「君も味なことをいう男だ」厳顔は張飛の恩に感じて...
吉川英治 「三国志」
...すべからく蜀の内部に衰乱の兆(きざ)すを待って...
吉川英治 「三国志」
...蜀のうちでも余人とちがい...
吉川英治 「三国志」
...脱走して蜀の陣へ駈け込んでしまった...
吉川英治 「三国志」
...山寨の上から蜀の大将馬岱が旗を負い...
吉川英治 「三国志」
...「小父さんは蜀の丞相だろう...
吉川英治 「三国志」
...詭計偽善(きけいぎぜん)をもっぱらとして蜀の一隅を奪って今日を成したものに過ぎない...
吉川英治 「三国志」
...危険極まる蜀山蜀水のうちに踏み入りかけていることも顧みられた...
吉川英治 「三国志」
...乱を謀(たくら)むほどな悪党は蜀にはいない筈だ...
吉川英治 「三国志」
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