...」と蜀江(しよくこう)の錦(にしき)...
泉鏡太郎 「十六夜」
...玉蜀黍説には僕も驚かされた...
塚原蓼洲 「兵馬倥偬の人」
...蜀山人(しょくさんじん)の狂歌におけるや全く古今に冠(かん)たり...
永井荷風 「江戸芸術論」
...安永より天明(てんめい)末年あたかも白河楽翁公(しらかわらくおうこう)の幕政改革の当時に至るまでおよそ二十年間は蜀山人の戯作(げさく)界に活動せし時にして狂歌の名またこの時において最も高かりき...
永井荷風 「江戸芸術論」
...その所有地の近くに玉蜀黍(とうもろこし)を播いて多くの収穫を得ていた...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...主人もすでに、御軍需の用に供える金銀兵糧の用意を済まし、また、諸軍のご慰労などもどうしたがよいかと、心をくだいておられます」船上に登って、糜竺が、こう拝伏して告げると、周瑜は尊大に構えて、「劉皇叔には、今どこにおらるるか」と、質し、すでに荊州の城を出て、貴軍の到着を待っていると聞くと、周瑜は、「こんどの出陣は、蜀を取って、皇叔に進上せんためであって、まったく貴国の為に働くのであるから遠路を来たわが将士には、充分なもてなしと礼をもって迎えられよ」と、特にいった...
吉川英治 「三国志」
...山もゆるがす勝鬨(かちどき)をあげながら蜀兵はうろたえ惑う統軍へ喚(おめ)きかかった...
吉川英治 「三国志」
...ここに蜀の皇帝たる旨を天下に宣したのであった...
吉川英治 「三国志」
...わずか昨日から今日にかけて討死をとげた蜀の大将は...
吉川英治 「三国志」
...こんどこそ蜀勢数万は一匹も生かして帰さない」と...
吉川英治 「三国志」
...感情のまま蜀軍の中へ馳けこんで来た...
吉川英治 「三国志」
...蜀宮中の内部にこそ...
吉川英治 「三国志」
...城頭には蜀の大将魏延(ぎえん)が...
吉川英治 「三国志」
...蜀に降服などできるものか...
吉川英治 「三国志」
...よく孔明の兵を観ています」「が、もし、蜀の勢が、こちらの思うように退かなかった場合は」「王双に計をさずけ、小道小道の往来を封じさせれば、いやでも蜀軍の兵糧は途絶えて、退かざるを得なくなるにきまっています」「そうゆけばしめたものだが」「なお、それがしに、別に妙策がひとつあります」郭淮は、洛陽の使いがもたらした司馬懿の方針には、充分感心していたが、さりとてその通りに行っているのも、この総司令部に人なきようでいやだった...
吉川英治 「三国志」
...あとに続いていた蜀兵は...
吉川英治 「三国志」
...「ああ、国は危うい」「かくては、蜀の落日も、一燦(さん)のうちであろう」心ある者はみな歎いた...
吉川英治 「三国志」
...――それはまた実に、蜀の滅亡後、わずかに三年目のことだった...
吉川英治 「三国志」
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