...彼女の蛾眉が素敵です...
...絵画の中の女性の蛾眉が特に印象的でした...
...瞳の蛾眉が薄く描かれている美人画がある...
...一重の瞼に蛾眉といい、美的感覚をそそるものがある...
...この人の顔は蛾眉と猫目で、本当に魅力的だ...
...蛾眉(がび)の宮人の衣裙(いくん)を洗ふを見る...
芥川龍之介 「骨董羹」
...蛾眉山下※(がびさんかのはし)といふ五大字刻しありしをもつてかの国の物とおもひ...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...蛾眉山下※(がびさんかのはし)といふ五字は相場氏みづから心を深(ふか)めてうつされしとぞ...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...是より左り蛾眉山下橋(がびさんかのはし)なりと人にをしゆる標準(みちしるべ)なりとかたられき...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...唐詩選(たうしせん)にておぼえたる蛾眉山(がびさん)の文字を読(よみ)...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...蛾眉山は唐土の北に在(あ)る峻岳(じゆんがく)にて...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...蛾眉山(がびさん)といふなり...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...蛾眉山は清朝(いまのから)の都(みやこ)を距(へだつ)こと日本道四百里許(ばかり)の北に在り...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...蛾眉山の麓(ふもと)の河々皆此大河に入る...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...蛾眉山(がびさん)のある蜀(しよく)の地(ち)は都を去(さ)る事遠(とほ)き僻境(へききやう)なり...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...能登の洲崎(すさき)は蛾眉(がび)をなし...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...霜満軍営秋気清……云々鞭声粛粛夜過河……云々蛾眉山月半輪秋……云々月落烏啼霜満天……云々高原弔古古墳前……云々そんな詩を父は好きだった...
豊島与志雄 「父の形見」
...酔テ扶ク二蛾眉ヲ一月下ノ船...
永井荷風 「雨瀟瀟」
...小麥色の肌は、あまりつくろはぬせゐで、キリツとした顏立に枝からもぎ取つたばかりの桃の實のやうな銀の生毛(うぶげ)、曲線(カーブ)のきつい、可愛らしい唇の反り、蛾眉(がび)、鳳眼(ほうがん)――といふといかめしくなりますが、さう言つた上品な道具立のうちに、言ふに言はれぬ可愛らしさが漲(みなぎ)るのです...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...蛾眉は田舎の方から時々消息文を送って来たが...
原民喜 「四五ニズム述懐」
...幾多の蛾眉(がび)を貯ふ...
正岡子規 「四百年後の東京」
...いわゆる蛾眉山下の橋柱だの...
柳田国男 「雪国の春」
...蛾眉門(がびもん)...
吉川英治 「三国志」
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