...多分我々を田舎者か野蛮人だと思ったことであろう...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...サソクに南蛮鉄(なんばんてつ)の鐙(あぶみ)を取(と)つて...
泉鏡太郎 「怪力」
...もう野蛮な侵略なんてことは...
海野十三 「海底都市」
...泥酔男(でいすいおとこ)の蛮声...
江戸川乱歩 「影男」
...より賢い野蛮人である...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...最も野蛮な情景が自分になじみぶかく感じられた...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...あちこち届く国民でしょう? 五十年まえまでは野蛮国だったんですって? 信じられません! いいえ...
谷譲次 「踊る地平線」
...」こう言ってP君が野蛮主義を謳歌(おうか)するのである...
寺田寅彦 「柿の種」
...彼はおそらく野蛮人であったろう...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...猫は旨(うも)うござります」「随分豪傑ね」下等な書生のうちには猫を食うような野蛮人がある由(よし)はかねて伝聞したが...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...一見蛮民(ばんみん)と云うより外(ほか)仕方(しかた)がない...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...今ここに上の『渓蛮叢笑』の文とカキツバタの形状とを対照して観ると...
牧野富太郎 「植物記」
...中には野蛮的の人物が他人の席まで横領して毛布(けっと)を長く拡げて空気枕をして腰掛の上へ横臥(おうが)するものもありますがあれは自ら好んで塵や細菌を吸い込むのです...
村井弦斎 「食道楽」
...「茶」の方から南蛮の雅致がやかましくいわれるため...
柳宗悦 「民藝四十年」
...この感覚は野蛮人になればなるほど対照が甚しく...
柳田国男 「故郷七十年」
...いくらか野蛮な勝江の太腿は...
山本周五郎 「つばくろ」
...蛮地の行軍は、その果てなさに、ふたたび人々を飽かしめた...
吉川英治 「三国志」
...これを座中の蛮将たちへ...
吉川英治 「三国志」
便利!手書き漢字入力検索