...或は又遅かりしか」は南蛮の詩人の歎(なげき)ばかりではない...
芥川龍之介 「文芸的な、余りに文芸的な」
...野蛮人に比しては文明人の方が一般に歯が弱く...
丘浅次郎 「人類の将来」
...この事は野蛮人に限らない...
高村光太郎 「装幀について」
...どうも西洋人のすることは野蛮で残酷である...
寺田寅彦 「俳諧瑣談」
...吾人はこの人物の何故に斯の如き蛮行を敢てしたるかを説明する事能はずと雖...
ドストエウスキー Fyodor Mikhailovich Dostoevski 森林太郎訳 「鰐」
...野蛮です...
豊島与志雄 「理想の女」
...その蛮勇を怖れて...
中里介山 「大菩薩峠」
...乃蛮(ナイマン)征伐の途中...
林不忘 「若き日の成吉思汗」
...そんな野蛮な・そんなに高価な・徳は...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...いわゆる「南蛮」を焼く大きな窯が幾つもあって...
柳宗悦 「民藝四十年」
...平蛮(へいばん)討治図とも...
吉川英治 「三国志」
...みなごろしにする分には何の造作もない」一夜のうちに蛮軍は風の如くどこかへ後退してしまった...
吉川英治 「三国志」
...緑沙(りょくさ)銀壁の蛮宮(ばんきゅう)には...
吉川英治 「三国志」
...南蛮錦(なんばんにしき)の陣羽織(じんばおり)に身をつつみ...
吉川英治 「神州天馬侠」
...南蛮寺(なんばんじ)を守護(しゅご)する羽柴家(はしばけ)の呂宋兵衛だぞ...
吉川英治 「神州天馬侠」
...まだ煙草(たばこ)というものが南蛮(なんばん)から日本へ渡(わた)ったばかりで...
吉川英治 「神州天馬侠」
...はい」と、服従しながらも、一方でくどくど告げ口していたが、南蛮屋は、「そんな持て余す小僧なら、わしの家へもらって帰るよ...
吉川英治 「宮本武蔵」
...初めより武力侵略を以て外蛮に臨んだのではない...
和辻哲郎 「鎖国」
便利!手書き漢字入力検索