...下りては波を破りて蛟龍(かうりよう)の居るところに沒し...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...遠いむかしに生きていたという蛟龍のような...
薄田泣菫 「艸木虫魚」
...三分の計(けい)はや成れば見よ九天の雲は垂れ四海の水は皆立て蛟龍飛びぬ淵の外...
土井晩翠 「天地有情」
...例えば漢文の教科書に「蛟竜得雲雨...
外村繁 「澪標」
...避二蛟龍之害一...
内藤湖南 「卑彌呼考」
...蛟龍(かうりよう)船(ふね)を追ふ...
福田英子 「母となる」
...その蛟(みづち)が仏国の竜(ドラク)同様変遷したものか今日河童を加賀...
南方熊楠 「十二支考」
...仏典には多く蛟竜と訳し居る...
南方熊楠 「十二支考」
...飛江に入って蛟を刺し殺す...
南方熊楠 「十二支考」
...したがって本来奇怪だった竜や蛟の話がますます誇大かつ混雑に及んだなるべし...
南方熊楠 「十二支考」
...蛟に似て足なしともありて一定せず...
南方熊楠 「十二支考」
...蛟千年化けて竜と為る〉...
南方熊楠 「十二支考」
...蛟(みずち)は水中に棲む...
柳田国男 「故郷七十年」
...いつか蛟龍は風雲を捉(とら)えずにいないと信じていたが」「ひどく失望の態だな」「もう一杯くれ」「めずらしく飲むじゃないか」「飲んでから話すよ」「なんだ」「実は今...
吉川英治 「三国志」
...時を待っていた深淵(しんえん)の蛟龍(こうりょう)がいた...
吉川英治 「三国志」
...まさしく深淵(しんえん)の蛟龍(こうりゅう)...
吉川英治 「三国志」
...面は蛟(みずち)のごとく青く...
吉川英治 「三国志」
...そして童威には出洞蛟(しゅつどうこう)のあだ名があり...
吉川英治 「新・水滸伝」
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