...池中の蛟竜が風雲の乗ずべきを待ちて...
芥川龍之介 「木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)」
...自郡至女王國萬二千餘里、男子無大小、皆黥面文身、自古以來、其使詣中國、皆自稱大夫、夏后少康之子、封於會稽、斷髮文身、以避蛟龍之害、今倭水人、好沈沒捕魚蛤、文身亦以厭大魚水禽、後稍以爲飾、諸國文身各異、或左或右、或大或小、尊卑有差...
陳壽 「魏志倭人傳」
...「蛟竜」の解釈が問題なのである...
外村繁 「澪標」
...千五百雷鳴り轟き八千五百蛟哮え猛び...
長塚節 「長塚節歌集 中」
...その蛟(みづち)が仏国の竜(ドラク)同様変遷したものか今日河童を加賀...
南方熊楠 「十二支考」
...仏典には多く蛟竜と訳し居る...
南方熊楠 「十二支考」
...われ蛟に撃たれて懼れざるに彼は蛇を見て畏ると笑うた...
南方熊楠 「十二支考」
...これ支那の蛟の原由同然かかる動物の化石出でしを訛伝したらしい...
南方熊楠 「十二支考」
...支那でも地陥(じすべ)りと蛟と螺を相関わるものとしたのでその訳を一法螺吹こう...
南方熊楠 「十二支考」
...支那の蛟同様人馬を殺害し...
南方熊楠 「十二支考」
...支那の蛟の話と多く相似たるは偶然のみと確言し得るに至らん...
南方熊楠 「十二支考」
...蛟千年化けて竜と為る〉...
南方熊楠 「十二支考」
...いつか蛟龍は風雲を捉(とら)えずにいないと信じていたが」「ひどく失望の態だな」「もう一杯くれ」「めずらしく飲むじゃないか」「飲んでから話すよ」「なんだ」「実は今...
吉川英治 「三国志」
...面は蛟(みずち)のごとく青く...
吉川英治 「三国志」
...そして童威には出洞蛟(しゅつどうこう)のあだ名があり...
吉川英治 「新・水滸伝」
...出洞蛟(しゅつどうこう)の童威と...
吉川英治 「新・水滸伝」
...どうして田舎(いなか)警部などで満足していたのか」「いや蛟龍(こうりゅう)も...
吉川英治 「新・水滸伝」
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吉川英治 「新・水滸伝」
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