例文・使い方一覧でみる「蛇蝎」の意味

...彼女は蛇蝎のような態度で人を威嚇する... 彼女は蛇蝎のような態度で人を威嚇するの読み方

...蛇蝎の巣となっている場所には近づかないほうがいい... 蛇蝎の巣となっている場所には近づかないほうがいいの読み方

...彼は蛇蝎のような人物だと評判が悪い... 彼は蛇蝎のような人物だと評判が悪いの読み方

...蛇蝎のような言葉を吐き、周りの人を傷つける... 蛇蝎のような言葉を吐き、周りの人を傷つけるの読み方

...彼女は蛇蝎の如く陰湿な嫌がらせを繰り返した... 彼女は蛇蝎の如く陰湿な嫌がらせを繰り返したの読み方

...憎む人からは蛇蝎（だかつ）のように憎まれるし... 憎む人からは蛇蝎のように憎まれるしの読み方
有島武郎「或る女」

...真人の蛇蝎視（だかつし）する所に候... 真人の蛇蝎視する所に候の読み方
石川啄木「渋民村より」

...特に兄弟たるべき東亜の諸民族からも蛇蝎（だかつ）の如く嫌われておるのは必ずしも彼らの誤解のためのみでは無い... 特に兄弟たるべき東亜の諸民族からも蛇蝎の如く嫌われておるのは必ずしも彼らの誤解のためのみでは無いの読み方
石原莞爾「戦争史大観」

...不義を憎む事蛇蝎（だかつ）よりも甚（はなは）だしく... 不義を憎む事蛇蝎よりも甚だしくの読み方
内田魯庵「三十年前の島田沼南」

...この探求は自由主義者には蛇蝎（だかつ）のごとく憎悪（ぞうお）せられる種類のものであった... この探求は自由主義者には蛇蝎のごとく憎悪せられる種類のものであったの読み方
江戸川乱歩「影男」

...口先だけの印度の革命や独立などという論議を蛇蝎（だかつ）のごとく厭（いと）われて... 口先だけの印度の革命や独立などという論議を蛇蝎のごとく厭われての読み方
橘外男「ナリン殿下への回想」

...アカデミイ派の文章の整一を蛇蝎のごとく憎んださうだが... アカデミイ派の文章の整一を蛇蝎のごとく憎んださうだがの読み方
田山録弥「充實した文章」

...ブルジョアや政党を蛇蝎のように悪んで見せている軍部さえが... ブルジョアや政党を蛇蝎のように悪んで見せている軍部さえがの読み方
戸坂潤「現代日本の思想対立」

...其の黨人を視るや殆ど蛇蝎の如し... 其の黨人を視るや殆ど蛇蝎の如しの読み方
鳥谷部春汀「明治人物月旦（抄）」

...其の党人を視るや殆ど蛇蝎の如し... 其の党人を視るや殆ど蛇蝎の如しの読み方
鳥谷部春汀「明治人物月旦（抄）」

...彼等は啻に政党内閣を忌むこと蛇蝎の如くなるのみならず... 彼等は啻に政党内閣を忌むこと蛇蝎の如くなるのみならずの読み方
鳥谷部春汀「明治人物月旦（抄）」

...この事ありてより余は書肆（しょし）を恐れ憎むこと蛇蝎（だかつ）の如くなりぬ... この事ありてより余は書肆を恐れ憎むこと蛇蝎の如くなりぬの読み方
永井荷風「書かでもの記」

...其上僕を蛇蝎の様に悪（にく）ませさへすれば幾分か償（つぐなひ）にはなる」「夫（それ）が君の手際で出来るかい」「出来ない」と代助は云ひ切つた... 其上僕を蛇蝎の様に悪ませさへすれば幾分か償にはなる」「夫が君の手際で出来るかい」「出来ない」と代助は云ひ切つたの読み方
夏目漱石「それから」

...先代総七は実弟の勝造を蛇蝎（だかつ）のごとく嫌っていたのは隠れもない事実で... 先代総七は実弟の勝造を蛇蝎のごとく嫌っていたのは隠れもない事実での読み方
野村胡堂「銭形平次捕物控」

...ことにジャーナリズムを蔑視すること蛇蝎（だかつ）のごとき学界にあって... ことにジャーナリズムを蔑視すること蛇蝎のごとき学界にあっての読み方
平林初之輔「作家としての小酒井博士」

...かく申さば一方にて「すらだにも」のごときを許し他の方にて「も」の一字を蛇蝎（だかつ）視するはいかんとの不審起（おこ）り可申（もうすべく）候...
正岡子規「あきまろに答ふ」

...余の蛇蝎視する「も」の字は客観的歌中に挿（はさ）まれたる『意味の強き「も」の字』のことに有之（これあり）候... 余の蛇蝎視する「も」の字は客観的歌中に挿まれたる『意味の強き「も」の字』のことに有之候の読み方
正岡子規「あきまろに答ふ」

...その扱いようは蛇蝎をみるが如しであった... その扱いようは蛇蝎をみるが如しであったの読み方
矢田津世子「神楽坂」

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