...台所の隅の蚫貝(あはびがひ)の前に大きい牡の三毛猫が一匹静かに香箱(かうばこ)をつくつてゐた...
芥川龍之介 「お富の貞操」
...時服を拜受し竹島の名産蚫(あはび)を奉貢す...
松浦武四郎 「他計甚※[#「麾」の「毛」に代えて「公の右上の欠けたもの」、第4水準2-94-57](竹島)雜誌」
...而蚫獵の故を詰(なじ)るに彼答に曰...
松浦武四郎 「他計甚※[#「麾」の「毛」に代えて「公の右上の欠けたもの」、第4水準2-94-57](竹島)雜誌」
...原(もと)より此島の蚫を獵するの意なし...
松浦武四郎 「他計甚※[#「麾」の「毛」に代えて「公の右上の欠けたもの」、第4水準2-94-57](竹島)雜誌」
...然れども此島の以北に一島有て上好の蚫最多し...
松浦武四郎 「他計甚※[#「麾」の「毛」に代えて「公の右上の欠けたもの」、第4水準2-94-57](竹島)雜誌」
...此竹島は昔時より日本人蚫獵を做(な)れ〔し〕來れる處なれば速に出帆すべしと云ば...
松浦武四郎 「他計甚※[#「麾」の「毛」に代えて「公の右上の欠けたもの」、第4水準2-94-57](竹島)雜誌」
...また海岸岩石に蚫多く...
松浦武四郎 「他計甚※[#「麾」の「毛」に代えて「公の右上の欠けたもの」、第4水準2-94-57](竹島)雜誌」
...)等は其あらましにして別に人蔘、蚫、海鱸を最も多しといへり(是其大略にして漁者賤民等之産物の事に不レ明なれば、兎に角其持皈りしもののみを記るし置しならん...
松浦武四郎 「他計甚※[#「麾」の「毛」に代えて「公の右上の欠けたもの」、第4水準2-94-57](竹島)雜誌」
...同時に蚫(あわび)と海鼠(なまこ)のよく取れる島でもあった...
柳田国男 「海上の道」
...また或る年には蚫に食われて減って行くという話があり...
柳田国男 「海上の道」
...まだその蚫の生産地はどこであるか知らぬ...
柳田國男 「食料名彙」
...隱岐の某地に渡つて蚫を採り...
柳田國男 「食料名彙」
...まだその蚫(あわび)の生産地はどこであるか知らぬ...
柳田國男 「食料名彙」
...隠岐の某地に渡って蚫を採り...
柳田國男 「食料名彙」
...蚫を取る作業は此邊には少しも無くなつた...
柳田國男 「瀬戸内海の海人」
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