...今度の虹のような感興で描いたものでした...
上村松園 「虹と感興」
...あの虹のようなトカゲのからだが...
江戸川乱歩 「宇宙怪人」
...虚空にかゝる虹のような...
谷崎潤一郎 「二人の稚児」
...虹のような宝石が...
野村胡堂 「踊る美人像」
...後を跟(つ)けて来たんならもうお帰り」「ヘエ――」「何て間抜けな狼(おおかみ)だろう」「あッ」虹のような啖呵(たんか)を...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...青銅の緑と大斗(たいと)の朱と照応して虹のような美しい光を空に放っている...
久生十蘭 「新西遊記」
...虹のような色をしているのとが...
室生犀星 「とかげ」
...大きな島影は石油色をした虹のような小波を立てて...
室生犀星 「みずうみ」
...背後の白幕に虹のような血飛沫(ちしぶき)を残しながら...
夢野久作 「二重心臓」
...いかにそんな話などは早や古くさいかを嘲(わら)っている不夜の虹のようなものだ...
吉川英治 「美しい日本の歴史」
...虹のような酒気を...
吉川英治 「大岡越前」
...虹のような酒の息を吐きかけて...
吉川英治 「三国志」
...まもなく雲(くも)の断(き)れまから虹のような陽がこぼれて来た...
吉川英治 「私本太平記」
...虹のような息と共に...
吉川英治 「私本太平記」
...――湖上にも虹のような光芒(こうぼう)が大きく走って...
吉川英治 「新書太閤記」
...虹のような陽が射しこんでいる...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...虹のような光をぽっと滲(にじ)ませ...
吉川英治 「親鸞」
...虹のような気を吐いた事は覚えている...
吉川英治 「平の将門」
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