...虫の居所でも悪かつたのですか...
伊藤野枝 「書簡 大杉栄宛」
...虫の居所が違う...
江戸川乱歩 「接吻」
...」先刻(さきがた)から文麟の土地(ところ)自慢に虫の居所を悪くしてゐた是真は...
薄田泣菫 「茶話」
...その時の私の腹の虫の居所がよほど悪かったと見えて...
寺田寅彦 「雑記(1[#「1」はローマ数字、1-13-21])」
...そして多くの人の腹の虫の居所を変えさせようとする傾向がある...
寺田寅彦 「電車と風呂」
...虫の居所がわるかったのでしょう...
豊島与志雄 「女と帽子」
...虫の居所が悪いと...
豊島与志雄 「花ふぶき」
...仁木はちと腹の虫の居所がわるかったようでした...
豊島与志雄 「水甕」
...ことに親方のお角はどういう虫の居所(いどころ)か...
中里介山 「大菩薩峠」
...この時は虫の居所が悪かったのです...
中里介山 「大菩薩峠」
...前に言ったような虫の居所で...
中里介山 「大菩薩峠」
...虫の居所が少し違っていると見えて...
中里介山 「大菩薩峠」
...妙に虫の居所が辛抱強い...
中里介山 「大菩薩峠」
...虫の居所が悪かったものか...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...虫の居所(いどころ)で...
吉川英治 「江戸三国志」
...父の酒気と虫の居所に触れると忽ちそれが...
吉川英治 「忘れ残りの記」
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