...美しき號衣(ウニフオルメ)の好(よ)き座席を得しむる利益を知りたるためなるべし...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...(歌謠番號七九)こは志良宜(しらげ)歌八なり...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...ろ號室の患者は、笑ひ聲を聞いて、ふつと毛布から顏を出し、枕元に立つてゐる母親とおだやかな微笑を交した...
太宰治 「道化の華」
...郷土の名を、わが空拳にて日本全國にひろめ、その郷土の榮譽を一身に荷はんとする意氣込みが無ければ、とても自身の生れた所の名を、家の屋號になど、出來るものではありません...
太宰治 「砂子屋」
...やがて堅固に築かれし英豪の將ヘクト,ルの舘に歸りて數多き侍女に委細を物語りその哀號を擧げしむる...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...和して戰ふといふ特別な號令を出した...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...公は再び非解散意見と題するものを『精神』の號外として發表し...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...余は本誌過去一年間の製作品に就いて及び文章に就いて余が考ふる處を述べて次號に發表せんとす...
長塚節 「寫生斷片」
...三つづつ三つ叩く暗號を見付けたんだ」「どうしてそんな手品を?」「金之助に箱根細工(ざいく)の箱を叩かせたことがあるだらう...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...多謝!(「明日香」昭和十一年五月號)...
長谷川時雨 「桃」
...前掲「文藝運動と勞働運動」の一文句に對して中西伊之助氏が「種蒔く人」八月號で猛烈に批難された...
平林初之輔 「中西氏に答う」
...この「インデイアン・オピニオン」の記念號が發刊される時には...
エム・ケー・ガンヂー 福永渙訳 「受動的抵抗の理論と實行」
...古い倫敦の月刊「ストランド誌(マガヂン)」のクリスマス號で...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...「日本評論」八月號所載の山川均氏の非常時論文のなかに...
正宗白鳥 「學校の今昔」
...七が遺物の袱紗に祐天上人(いうてんしやうにん)筆の名號(みやうがう)を包んで...
森鴎外 「壽阿彌の手紙」
...澄江堂といふ堂號を時々使つてゐた...
吉川英治 「折々の記」
...然し、書齋號は、それを古人に見た方が、當然、興味もあり、想像をよろこばせる...
吉川英治 「折々の記」
...今年は歸りに何をかくだらう‥‥(笑聲)さつきいひましたオールの二百號へ書くといふのも...
吉川英治 「折々の記」
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