...いま本船の左舷後方にいるから俘虜(ふりょ)にするように...
海野十三 「海底大陸」
...丸木を捕虜にすることか...
海野十三 「火星兵団」
...しかし二少年を捕虜にしたという話だから...
海野十三 「大宇宙遠征隊」
...この美しい捕虜(ほりょ)にできさしてやりたい! 彼はおのれの力をも敵の凡庸(ぼんよう)さをも知らないのだ...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...オステンドに到着した六千のイギリス兵をわしは捕虜にしてみせよう...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...こんど日本赤十字社に俘虜救恤委員部というのができました...
久生十蘭 「ノア」
...日本で俘虜になった隊員がいまどうなっているか...
久生十蘭 「ノア」
...内地にいる俘虜の待遇はどんなもんだろう」「軍で認めている俘虜通信は...
久生十蘭 「ノア」
...方途がつかなくなって弱っている」「日本軍には原則として俘虜は存在しないのだから...
久生十蘭 「ノア」
...ひどいしっぺいがえしになって俘虜に跳ねかえって行くのでは...
久生十蘭 「ノア」
...二十三才位の背の高い赤毛の捕虜一名に対して行われた...
平光吾一 「戦争医学の汚辱にふれて」
...先刻電話をかけたのは貴郎でしょう」「それは貴女を捕虜(とりこ)にする手段さ」「母さんか...
松本泰 「P丘の殺人事件」
...身は今も捕虜になっています...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...ただ彼らに重荷をしょわせて捕虜たちの仲間に入れただけであった...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...かえって捕虜の勇気の方が彼らの責苦よりも強いので...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...捕虜として連れて来た新介の飽(あ)くまで毅然(きぜん)たる態度と...
吉川英治 「剣の四君子」
...捕虜の一人となってしまった...
吉川英治 「三国志」
...どんな捕虜か、おれが見る」将門は、幕(とばり)の内へ戻った...
吉川英治 「平の将門」
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