...生駒山(いこまやま)の洞穴(ほらあな)に住んでいる食蜃人(しょくしんじん)の虜(とりこ)になっています...
芥川龍之介 「犬と笛」
...月世界の上で二名の日本人を捕虜にしたといっているが...
海野十三 「大宇宙遠征隊」
...火星人の捕虜になったのか...
海野十三 「大宇宙遠征隊」
...捕虜(ほりょ)になったなと気がついたときは...
海野十三 「見えざる敵」
...捕虜になつた或る婦人が...
薄田泣菫 「茶話」
...テナルディエと捕虜とともにその部屋(へや)の中にいるのは...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...特に獰猛(どうもう)なゆっくりした調子で捕虜に言った...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...なぜならわたしはすぐに最初の戰爭で捕虜になり...
アネッテ・フォン・ドロステ=ヒュルスホフ Annette von Droste=Hulshoff 番匠谷英一訳 「ユダヤ人のブナの木」
...捕虜を追いかけると同時に...
中里介山 「大菩薩峠」
...名古屋の俘虜収容所附に転じた...
蜷川新 「私の歩んだ道」
...若い殿様をグイグイと捕虜(とりこ)にしてゆきます...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...「八名の捕虜に前もって麻酔をかけた上...
平光吾一 「戦争医学の汚辱にふれて」
...扨松木に五代と云うものは捕虜(ほりょ)でもなければ御客(おきゃく)でもない...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...たちまち虜(とりこ)になりますよ」二人が客間へ入ると...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「諜報部」
...そのありかを明らかにすべくその手の中にある捕虜の上に思いつく限りの苛酷な拷問を加えた...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...魏の仁慈を蜀軍のうちに云い触らしめたほうがよい」司馬懿(しばい)は惜し気なく捕虜を解いて放した...
吉川英治 「三国志」
...捕虜(とりこ)としてみせることができよう」勝入(しょうにゅう)は...
吉川英治 「新書太閤記」
...関勝とほか二人の虜将(りょしょう)を目の前に曳いて来させた...
吉川英治 「新・水滸伝」
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