...捕虜(ほりょ)になるのは困る」「捕虜ということはないですよ...
海野十三 「宇宙戦隊」
...ワタクシたちまるでわざわざ虜(とりこ)になりにいくようなものです」のこりの黒人は...
海野十三 「怪塔王」
...しかし二少年を捕虜にしたという話だから...
海野十三 「大宇宙遠征隊」
...絶望の城に捕虜(とりこ)になったかと思うと...
高神覚昇 「般若心経講義」
...「昨年中はあまりに御無沙汰(ごぶさた)致し候(そうろう)ところ伯父さまにはすこやかに月も凍るしべりやの野においでになり露助を捕虜(ほりょ)になされその上名誉ある決死隊に御はいりなされたそうですがかねての御気象さもございましょうとかげながら皆々にて御うわさいたして居りました猶(なお)申上ぐるまでもなく今後共に御身体(からだ)を御大切に我が...
太宰治 「惜別」
...拘留された俘虜達が脱走を企てて地下に隧道(トンネル)を掘っている場面がある...
寺田寅彦 「映画雑感6[#「6」はローマ数字、1-13-26]」
...かつ八人の俘虜を還さんことを請う...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...捕虜(ほりょ)の首きり役に出かけました...
豊島与志雄 「金の目銀の目」
...捕虜は縛られながらちょっと身を動かした...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...捕虜は周囲に起こってることには少しも注意をしなかった...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...俘虜は私に大いに感謝した...
蜷川新 「私の歩んだ道」
...けれどわたしは、俘虜になつたり、遂には癩病にまでなつてしまつたのですからねえ...
北條民雄 「間木老人」
...彼らはこれらの捕虜を...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...自分の奉ずる帝室がそっくり賀名生(あのう)の捕虜となってしまっては...
吉川英治 「私本太平記」
...捕虜とした一兵卒といえども気概凛々(りんりん)...
吉川英治 「新書太閤記」
...虜将(りょしょう)佐治新助の縄を解かせて...
吉川英治 「新書太閤記」
...虜将の生き恥に耐え忍びおるも...
吉川英治 「新書太閤記」
...そこでスルタンは捕虜を返し...
和辻哲郎 「鎖国」
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