例文・使い方一覧でみる「虚脱した」の意味


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...若いくせに虚脱したような印象で...   若いくせに虚脱したような印象での読み方
梅崎春生 「黄色い日日」

...虚脱したような安定感が...   虚脱したような安定感がの読み方
梅崎春生 「日の果て」

...この恐ろしい言葉を虚脱した様な...   この恐ろしい言葉を虚脱した様なの読み方
江戸川乱歩 「黄金仮面」

...という虚脱した気持ちさえある...   という虚脱した気持ちさえあるの読み方
戸坂潤 「近衛内閣の常識性」

...毎日空想してゐた子供のやうな數々の思ひからすつと虚脱したやうな空白な心になつてゐた...   毎日空想してゐた子供のやうな數々の思ひからすつと虚脱したやうな空白な心になつてゐたの読み方
林芙美子 「雨」

...虚脱したようなうつろな表情で避難民の中に坐っていた...   虚脱したようなうつろな表情で避難民の中に坐っていたの読み方
久生十蘭 「川波」

...虚脱したようになって身動きする気にもならない...   虚脱したようになって身動きする気にもならないの読み方
久生十蘭 「肌色の月」

...もう眠ってしまったわ」虚脱したようになっている笠原のあわれな寝顔を...   もう眠ってしまったわ」虚脱したようになっている笠原のあわれな寝顔をの読み方
久生十蘭 「雪間」

...君はどうするの?須永 どうすると言いますと?私 その――これからさ?須永 これからと言いますと? 別に僕あ――(虚脱したように弱々しい眼で...   君はどうするの?須永 どうすると言いますと?私 その――これからさ?須永 これからと言いますと? 別に僕あ――(虚脱したように弱々しい眼での読み方
三好十郎 「冒した者」

...既に腐敗したり衰弱したり虚脱したり...   既に腐敗したり衰弱したり虚脱したりの読み方
三好十郎 「恐怖の季節」

...その村子を虚脱したような目で眺(なが)めている佐山とが相対している姿がある...   その村子を虚脱したような目で眺めている佐山とが相対している姿があるの読み方
三好十郎 「胎内」

...なにか虚脱したような無感覺な氣持であおむけに寢ながら...   なにか虚脱したような無感覺な氣持であおむけに寢ながらの読み方
三好十郎 「肌の匂い」

...虚脱したようにシートの背にもたれた...   虚脱したようにシートの背にもたれたの読み方
山川方夫 「その一年」

...虚脱したようにおとなしくなった...   虚脱したようにおとなしくなったの読み方
山本周五郎 「菊千代抄」

...新八は虚脱したような身ぶりで...   新八は虚脱したような身ぶりでの読み方
山本周五郎 「樅ノ木は残った」

...虚脱したものみたいである...   虚脱したものみたいであるの読み方
吉川英治 「私本太平記」

...骨と皮ばかりなひとりの翁(おきな)が虚脱したような眼でぼやッと坐っている...   骨と皮ばかりなひとりの翁が虚脱したような眼でぼやッと坐っているの読み方
吉川英治 「私本太平記」

...虚脱した人のような淋しい影から...   虚脱した人のような淋しい影からの読み方
吉川英治 「忘れ残りの記」

「虚脱した」の書き方・書き順

いろんなフォントで「虚脱した」


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