例文・使い方一覧でみる「蘿」の意味


スポンサーリンク

...彼は草木や蔦(つたかずら)を腕一ぱいに掻(か)きのけながら...   彼は草木や蔦蘿を腕一ぱいに掻きのけながらの読み方
芥川龍之介 「素戔嗚尊」

...蔦(つたかずら)が半ば這(は)いかかって...   蔦蘿が半ば這いかかっての読み方
芥川龍之介 「尾生の信」

...洞門を掩(おほ)へる蔦(つたかづら)の帳(とばり)の如くなるを推し開くに...   洞門を掩へる蔦蘿の帳の如くなるを推し開くにの読み方
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」

...破れたる壁は蔓(つたかずら)に縫はれ...   破れたる壁は蔓蘿に縫はれの読み方
巌谷小波 「こがね丸」

...独身者の洞先生は...   独身者の蘿洞先生はの読み方
谷崎潤一郎 「蘿洞先生」

...軍配団扇みたいな葛(かづら)に足をさされして息のつまりさうな深みからひとつの峰へ辛うじてぬけだした...   軍配団扇みたいな葛蘿に足をさされして息のつまりさうな深みからひとつの峰へ辛うじてぬけだしたの読み方
中勘助 「銀の匙」

...朽ちはてたえのみはおおかた枝葉を落しつくして葛(かずら)にまかれている...   朽ちはてたえのみはおおかた枝葉を落しつくして葛蘿にまかれているの読み方
中勘助 「島守」

...一俳諧師(はいかいし)松風庵月(しようふうあんらげつ)は今戸(いまど)で常磐津(ときはづ)の師匠(しゝやう)をしてゐる実(じつ)の妹(いもうと)をば今年は盂蘭盆(うらぼん)にもたづねずにしまつたので毎日その事のみ気にしてゐる...   一俳諧師松風庵蘿月は今戸で常磐津の師匠をしてゐる実の妹をば今年は盂蘭盆にもたづねずにしまつたので毎日その事のみ気にしてゐるの読み方
永井荷風 「すみだ川」

...月(らげつ)は尤(もつと)もらしく坐(すわ)り直(なほ)して扇子(せんす)で軽く膝(ひざ)を叩(たゝ)いた...   蘿月は尤もらしく坐り直して扇子で軽く膝を叩いたの読み方
永井荷風 「すみだ川」

...」と月(らげつ)は頷付(うなづ)いて...   」と蘿月は頷付いての読み方
永井荷風 「すみだ川」

...月宗匠(らげつそうしやう)は冷えた茶を飲干(のみほ)しながら...   蘿月宗匠は冷えた茶を飲干しながらの読み方
永井荷風 「すみだ川」

...月(らげつ)は一家の破産滅亡(めつばう)の昔(むかし)を云出(いひだ)されると勘当(かんだう)までされた放蕩三昧(はうたうざんまい)の身は...   蘿月は一家の破産滅亡の昔を云出されると勘当までされた放蕩三昧の身はの読み方
永井荷風 「すみだ川」

...月(らげつ)は何(なん)と云(い)ふわけもなく...   蘿月は何と云ふわけもなくの読み方
永井荷風 「すみだ川」

...月は悲しいとか淋(さび)しいとかそういう現実の感慨を通過(とおりこ)して...   蘿月は悲しいとか淋しいとかそういう現実の感慨を通過しての読み方
永井荷風 「すみだ川」

...月はその頃お豊の家を訪ねた時にはきまって甥(おい)の長吉とお糸をつれては奥山(おくやま)や佐竹(さたけ)ッ原(ぱら)の見世物(みせもの)を見に行ったのだ...   蘿月はその頃お豊の家を訪ねた時にはきまって甥の長吉とお糸をつれては奥山や佐竹ッ原の見世物を見に行ったのだの読み方
永井荷風 「すみだ川」

...月は机を離れて座敷の真中(まんなか)に坐り直ったが...   蘿月は机を離れて座敷の真中に坐り直ったがの読み方
永井荷風 「すみだ川」

...別れる時に月は再び心配そうに...   別れる時に蘿月は再び心配そうにの読み方
永井荷風 「すみだ川」

...松を持った男が言った...   松蘿を持った男が言ったの読み方
水野葉舟 「帰途」

「蘿」の読みかた

「蘿」の書き方・書き順

いろんなフォントで「蘿」

「蘿」の英語の意味

「蘿なんとか」といえば?   「なんとか蘿」の一覧  


ランダム例文:
口気   チリチリ   バーンズ  

チーズローリングと世界一硬いチーズ

便利!手書き漢字入力検索

👨話題の人々👩
「推し」を登録

時事ニュース漢字 📺
期待感   多様性   衝撃的  

スポンサーリンク

トップへ戻る