例文・使い方一覧でみる「蘿」の意味


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......   の読み方
饗庭篁村 「木曾道中記」

...蔦雑草(てうらざつさう)の底に埋もるるなきを誰か今にして保し得んや...   蔦蘿雑草の底に埋もるるなきを誰か今にして保し得んやの読み方
石川啄木 「葬列」

...胡蔔や大根やが葉つきのまゝ載せてあるのも美しい...   胡蘿蔔や大根やが葉つきのまゝ載せてあるのも美しいの読み方
伊藤左千夫 「古代之少女」

...独身者の洞先生は...   独身者の蘿洞先生はの読み方
谷崎潤一郎 「蘿洞先生」

...朽ちはてたえのみはおおかた枝葉を落しつくして葛(かずら)にまかれている...   朽ちはてたえのみはおおかた枝葉を落しつくして葛蘿にまかれているの読み方
中勘助 「島守」

...月(らげつ)は悲しいとか淋(さび)しいとか然(さ)う云(い)ふ現実の感慨(かんがい)を通過(とほりこ)して...   蘿月は悲しいとか淋しいとか然う云ふ現実の感慨を通過しての読み方
永井荷風 「すみだ川」

...月(らげつ)は尤(もつと)もらしく坐(すわ)り直(なほ)して扇子(せんす)で軽く膝(ひざ)を叩(たゝ)いた...   蘿月は尤もらしく坐り直して扇子で軽く膝を叩いたの読み方
永井荷風 「すみだ川」

...月(らげつ)は両方から板ばさみになるばかりで...   蘿月は両方から板ばさみになるばかりでの読み方
永井荷風 「すみだ川」

...月(らげつ)はお豊(とよ)の住む今戸(いまど)の近辺(きんぺん)はどうであつたかと...   蘿月はお豊の住む今戸の近辺はどうであつたかとの読み方
永井荷風 「すみだ川」

...月はぐいと飲干(のみほ)してそのまま竹屋(たけや)の渡船(わたしぶね)に乗った...   蘿月はぐいと飲干してそのまま竹屋の渡船に乗ったの読み方
永井荷風 「すみだ川」

...月宗匠(そうしょう)は冷えた茶を飲干(のみほ)しながら...   蘿月宗匠は冷えた茶を飲干しながらの読み方
永井荷風 「すみだ川」

...小梅(こうめ)の伯父なる月宗匠(らげつそうしょう)は早くも名人になるべき素質があると見抜いて...   小梅の伯父なる蘿月宗匠は早くも名人になるべき素質があると見抜いての読み方
永井荷風 「すみだ川」

...もう返らない幾年か前月(らげつ)の伯父につれられお糸も一所(いっしょ)に酉(とり)の市(いち)へ行った事があった……毎年(まいとし)その日の事を思い出す頃から間(ま)もなく...   もう返らない幾年か前蘿月の伯父につれられお糸も一所に酉の市へ行った事があった……毎年その日の事を思い出す頃から間もなくの読み方
永井荷風 「すみだ川」

...月は静(しずか)に煙草(たばこ)の吸殻(すいがら)をはたいて...   蘿月は静に煙草の吸殻をはたいての読み方
永井荷風 「すみだ川」

...月は踏み止(とどま)って...   蘿月は踏み止っての読み方
永井荷風 「すみだ川」

...月は六十に近いこの年まで今日(きょう)ほど困った事...   蘿月は六十に近いこの年まで今日ほど困った事の読み方
永井荷風 「すみだ川」

...八百屋の書付(かきつけ)に蔔一束価(あたい)十有幾銭と書きて...   八百屋の書付に蘿蔔一束価十有幾銭と書きての読み方
福沢諭吉 「小学教育の事」

...これは松を元として製した名であるからこれもサルオガセにはあたっていない...   これは松蘿を元として製した名であるからこれもサルオガセにはあたっていないの読み方
牧野富太郎 「植物一日一題」

「蘿」の読みかた

「蘿」の書き方・書き順

いろんなフォントで「蘿」

「蘿」の英語の意味

「蘿なんとか」といえば?   「なんとか蘿」の一覧  


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