例文・使い方一覧でみる「蘇鉄」の意味


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...蘇鉄を見たことがある?...   蘇鉄を見たことがある?の読み方

...春になると蘇鉄が芽を出す...   春になると蘇鉄が芽を出すの読み方

...蘇鉄は緑の葉っぱと赤い実が特徴的です...   蘇鉄は緑の葉っぱと赤い実が特徴的ですの読み方

...蘇鉄の実は鳥たちの好物です...   蘇鉄の実は鳥たちの好物ですの読み方

...風雪に耐える蘇鉄の姿勢に感心する...   風雪に耐える蘇鉄の姿勢に感心するの読み方

...縁(へり)に蘇鉄(そてつ)や芭蕉(ばしょう)の植わった泉水の緋鯉(ひごい)などを眺めていると...   縁に蘇鉄や芭蕉の植わった泉水の緋鯉などを眺めているとの読み方
徳田秋声 「爛」

...瓦斯灯と卓子と蘇鉄と煖炉の真黒い煙筒とそれから壁に懸っている風景画とが...   瓦斯灯と卓子と蘇鉄と煖炉の真黒い煙筒とそれから壁に懸っている風景画とがの読み方
豊島与志雄 「蠱惑」

...蘇鉄の鉢植えが一つ置かれていたが...   蘇鉄の鉢植えが一つ置かれていたがの読み方
豊島与志雄 「塩花」

...中央の鉢植えの蘇鉄が...   中央の鉢植えの蘇鉄がの読み方
豊島与志雄 「塩花」

...私は松や蘇鉄(そてつ)や芭蕉(ばしょう)なぞに其の年の霜よけを為(な)し終えた植木屋の安(やす)が...   私は松や蘇鉄や芭蕉なぞに其の年の霜よけを為し終えた植木屋の安がの読み方
永井荷風 「狐」

...何でも妙国寺と云うお寺へ行って蘇鉄(そてつ)を探したように覚えております...   何でも妙国寺と云うお寺へ行って蘇鉄を探したように覚えておりますの読み方
夏目漱石 「中味と形式」

...――フォルチャ・ヘテロフィラと呼ばれる三畳紀の松柏類やポトザミテスという中世代の蘇鉄類がしんしんと繁り...   ――フォルチャ・ヘテロフィラと呼ばれる三畳紀の松柏類やポトザミテスという中世代の蘇鉄類がしんしんと繁りの読み方
久生十蘭 「地底獣国」

...貝殻ででき上ったような奇妙な幹をもった蘇鉄に似た樹が...   貝殻ででき上ったような奇妙な幹をもった蘇鉄に似た樹がの読み方
久生十蘭 「地底獣国」

...蘇鉄の枝にぶらりとぶら下った...   蘇鉄の枝にぶらりとぶら下ったの読み方
久生十蘭 「地底獣国」

...蘇鉄は、石のように硬かったが、それでも、日暮まえにとうとう伐りたおしてしまった...   蘇鉄は、石のように硬かったが、それでも、日暮まえにとうとう伐りたおしてしまったの読み方
久生十蘭 「地底獣国」

...向日葵(ひまわり)の化物のような真紅な蘇鉄花(イリアム・ソニア)がいたるところで悪夢のような毒々しい花を開き...   向日葵の化物のような真紅な蘇鉄花がいたるところで悪夢のような毒々しい花を開きの読み方
久生十蘭 「地底獣国」

...漁師どものうち、其村出生の者、先達(せんだつて)、村に立帰りし時、彼の島といふは、五穀豊饒、魚貝鳥獣多く、日本のやうに不自由することあらじ、一村のこらず引越すならば、主人、地頭と言ふも居らぬゆえ、頭を抑へられる事なし、安楽世界とは、彼の島の事ならんなどと言ひしよしなるが、一村を挙げて欠落したるところより推せば、漁師どもの話に釣られ、その島に行きしものならんと「風聞雉子声」に見えたり、田中市太夫、深志甚十郎、七尾仁兵衛上書一、依御下命、文政丙戌九年十月二日、閉伊郡釜石、藤代長右衛門船にて北郡大湊を開帆、同十五日朝、八丈島、同十八日青ヶ島、鳥島を見過し、同月廿二日、八丈島の南三百里の処にて御申聞せ候無人島に行当り申候一、島之模様、十七八里程廻りの島一ツ一、十二三里程廻りの島一ツ一、廻り一里、二里、三里程づつの島十五程御座候一、猶、右之島々より南三十里ほどの処に、廻り十七八里、廻り十四五里の島四ツ一、十七八里程の島の高さ、伊豆大島の山より稍々高き程、湊(みなと)に可成所一ヶ所、西南に向ひ、広さ三町程、船二三十艘も繋ぎ可申、深さ干潮にて二尋、満潮にて四尋斗一、右十七八里程之島、田地に成可二町四方程の平地一ヶ所、切畑に成可一町四方程の平地、四五ヶ所も有之、人居申様子見えず、住荒したる体も御座無、天然無人の島と相見え申候一、右之島、山の谷々より水の流れ沢山に御座候、川の広サ二三間程、小石多く、浅き川に御座候一、端舟にて廻り見申候処、十四五、十二三里までの島々には、いづれも湊一二ヶ所づつ、水の流も有事、一町四方より四五反まで平地、一二ヶ所づつ一、二三里廻りの小島十四五斗、共に平地御座無、船繋に可成申候処相見へ不申一、以上之島、何れも無人島にて、大木生茂り、魚色々見申候、獣之類は御座無候か見合不申候右之島々に在之木之分一、蘇鉄 一、しゆろ 一、かしはの木一、みさぎ 一、桑の木 一、むくろじ一、朴 一、蛇紋木一、いづれも二抱三抱程の大木にて、棕櫚も林程多く御座候、磯とべらに幹廻り高さ十三尋程、茗荷の葉の様なる大木、その他、椰子、檳榔の木の様成ルも相見え申候一、右之島にて、鳥は鶯、岩つぐみ、山鳩、五位鷺の形なる柿色の鳥、鴎に似て魚を取(とり)候鳥(とり)一、魚は黒鯛、鯔、鮫、三尺斗の海老、三尺程も有ル章魚、亀は畳一畳程も有之青海亀、瑁(たいまい)、獲立も不成程、磯海苔の間、八尋より十尋程の海中に珊瑚沢山に有之、二月三月の内は鯨夥しく通行致候右之島にて取立申候物産一、赤珊瑚 ボケと申し、枝々スキ透ル、稀品の由、根本径二寸、枝ノヒロガリ三尺余、重サ三貫目以上のもの一ツ、一、白珊瑚、桃珊瑚、一貫目ほどのもの四ツ、外に枝珊瑚、珊瑚屑、十貫程有之一、瑁(たいまい)背甲五百六十七枚、縁板千七十二枚、尤モ島ニテハ焼継、寄継不叶、背甲のまま一、古柯の葉 薬草として稀品也、十貫目以上一、蛇紋木 径六寸、丈十二尺のもの十本右物産天草島にて唐船に売渡申候仕訳一、珊瑚 総体ニテ二万五千百二十両一、瑁(たいまい)総体ニテ一万二千百両一、古柯 三千七百両一、檳榔 三百四十両一、船は於長崎売払、陸地罷帰り申候 以上文政己卯二年十二月上書(あげがき)を読み終るのを待って、久太夫が深志にいった...   漁師どものうち、其村出生の者、先達、村に立帰りし時、彼の島といふは、五穀豊饒、魚貝鳥獣多く、日本のやうに不自由することあらじ、一村のこらず引越すならば、主人、地頭と言ふも居らぬゆえ、頭を抑へられる事なし、安楽世界とは、彼の島の事ならんなどと言ひしよしなるが、一村を挙げて欠落したるところより推せば、漁師どもの話に釣られ、その島に行きしものならんと「風聞雉子声」に見えたり、田中市太夫、深志甚十郎、七尾仁兵衛上書一、依御下命、文政丙戌九年十月二日、閉伊郡釜石、藤代長右衛門船にて北郡大湊を開帆、同十五日朝、八丈島、同十八日青ヶ島、鳥島を見過し、同月廿二日、八丈島の南三百里の処にて御申聞せ候無人島に行当り申候一、島之模様、十七八里程廻りの島一ツ一、十二三里程廻りの島一ツ一、廻り一里、二里、三里程づつの島十五程御座候一、猶、右之島々より南三十里ほどの処に、廻り十七八里、廻り十四五里の島四ツ一、十七八里程の島の高さ、伊豆大島の山より稍々高き程、湊に可成所一ヶ所、西南に向ひ、広さ三町程、船二三十艘も繋ぎ可申、深さ干潮にて二尋、満潮にて四尋斗一、右十七八里程之島、田地に成可二町四方程の平地一ヶ所、切畑に成可一町四方程の平地、四五ヶ所も有之、人居申様子見えず、住荒したる体も御座無、天然無人の島と相見え申候一、右之島、山の谷々より水の流れ沢山に御座候、川の広サ二三間程、小石多く、浅き川に御座候一、端舟にて廻り見申候処、十四五、十二三里までの島々には、いづれも湊一二ヶ所づつ、水の流も有事、一町四方より四五反まで平地、一二ヶ所づつ一、二三里廻りの小島十四五斗、共に平地御座無、船繋に可成申候処相見へ不申一、以上之島、何れも無人島にて、大木生茂り、魚色々見申候、獣之類は御座無候か見合不申候右之島々に在之木之分一、蘇鉄 一、しゆろ 一、かしはの木一、みさぎ 一、桑の木 一、むくろじ一、朴 一、蛇紋木一、いづれも二抱三抱程の大木にて、棕櫚も林程多く御座候、磯とべらに幹廻り高さ十三尋程、茗荷の葉の様なる大木、その他、椰子、檳榔の木の様成ルも相見え申候一、右之島にて、鳥は鶯、岩つぐみ、山鳩、五位鷺の形なる柿色の鳥、鴎に似て魚を取候鳥一、魚は黒鯛、鯔、鮫、三尺斗の海老、三尺程も有ル章魚、亀は畳一畳程も有之青海亀、瑁、獲立も不成程、磯海苔の間、八尋より十尋程の海中に珊瑚沢山に有之、二月三月の内は鯨夥しく通行致候右之島にて取立申候物産一、赤珊瑚 ボケと申し、枝々スキ透ル、稀品の由、根本径二寸、枝ノヒロガリ三尺余、重サ三貫目以上のもの一ツ、一、白珊瑚、桃珊瑚、一貫目ほどのもの四ツ、外に枝珊瑚、珊瑚屑、十貫程有之一、瑁背甲五百六十七枚、縁板千七十二枚、尤モ島ニテハ焼継、寄継不叶、背甲のまま一、古柯の葉 薬草として稀品也、十貫目以上一、蛇紋木 径六寸、丈十二尺のもの十本右物産天草島にて唐船に売渡申候仕訳一、珊瑚 総体ニテ二万五千百二十両一、瑁総体ニテ一万二千百両一、古柯 三千七百両一、檳榔 三百四十両一、船は於長崎売払、陸地罷帰り申候 以上文政己卯二年十二月上書を読み終るのを待って、久太夫が深志にいったの読み方
久生十蘭 「ボニン島物語」

...植物学の語は支那にて製す」「冬(かんとう)はふきに非ず」「槲かか」「はこねうつぎは箱根山に産せぬ」「蘇鉄は熱帯植物に非ず...   植物学の語は支那にて製す」「冬はふきに非ず」「槲かか」「はこねうつぎは箱根山に産せぬ」「蘇鉄は熱帯植物に非ずの読み方
牧野富太郎 「牧野富太郎自叙伝」

...山には蘇鉄(そてつ)や芭蕉(ばしょう)が密生し...   山には蘇鉄や芭蕉が密生しの読み方
柳宗悦 「民藝四十年」

...竜舌蘭や蘇鉄は別として...   竜舌蘭や蘇鉄は別としての読み方
山之口貘 「暴風への郷愁」

...背のたかい蘇鉄(そてつ)の葉や温室のあいだを駈けぬけた...   背のたかい蘇鉄の葉や温室のあいだを駈けぬけたの読み方
吉川英治 「かんかん虫は唄う」

...内蔵助は蘇鉄(そてつ)の葉へ...   内蔵助は蘇鉄の葉への読み方
吉川英治 「新編忠臣蔵」

...蔓に飾られた波打つ蘇鉄の森の中を流れ下ってきたことが示されていた...   蔓に飾られた波打つ蘇鉄の森の中を流れ下ってきたことが示されていたの読み方
H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft The Creative CAT 訳 「狂気の山脈にて」

「蘇鉄」の読みかた

「蘇鉄」の書き方・書き順

いろんなフォントで「蘇鉄」

「なんとか蘇鉄」の一覧  


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