...詩体はどうも蘇東坡(そとうば)の四時(しじ)の詞(し)に傚(なら)ったものらしい...
芥川龍之介 「奇遇」
...蘇東坡(そとうば)は茶の清浄無垢(むく)な力について...
岡倉覚三 村岡博訳 「茶の本」
...蘇東坡にもまた同じやうなことがあつた...
薄田泣菫 「独楽園」
...彼は宋代に書家として蘇東坡(そとうば)...
高村光太郎 「黄山谷について」
...これに比べると蘇東坡も米元章もなんだかよそゆきじみて来る...
高村光太郎 「黄山谷について」
...又從來の差役を改めて雇役とし、隨分反對者の攻撃を受けたが、此雇役制度は尤も當時の事情に適せるを以て、後に司馬光が王安石の新法を改めた時に、新法反對論者の中にも、蘇東坡始め、差役を復舊することはこれを否なりとした人が多い...
内藤湖南 「概括的唐宋時代觀」
...蘇東坡などゝ云ふ人は不精な人であつて...
内藤湖南 「弘法大師の文藝」
...蘇東坡のやうな普通の人の使はない筆法で...
内藤湖南 「弘法大師の文藝」
...例へば尚書の洪範に對し蘇東坡...
内藤湖南 「尚書稽疑」
...(五)蘇東坡の洪範に關する説は...
内藤湖南 「尚書稽疑」
...寮中の先輩に就いて相談すると蘇東坡の文を熟読したらよかろうというので...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...というのは蘇東坡(そとうば)(彼は南方へ流された)だが...
中島敦 「環礁」
...といふのは蘇東坡(彼は南方へ流された)だが...
中島敦 「環礁」
...蘇東坡(そとうば)仏印と飲んで一令を行うを要す...
南方熊楠 「十二支考」
...全体この角煮は宋(そう)の蘇東坡(そとうば)が工風(くふう)した料理だといって支那人は東坡肉と号するが...
村井弦斎 「食道楽」
...味わえばいい」「蘇東坡(そとうば)は犬へくれました」「高氏は賢人とちがう」「では……」と...
吉川英治 「私本太平記」
...蘇東坡(そとうば)の書の板額(いたがく)に...
吉川英治 「新・水滸伝」
...蘇東坡が食べたのも...
吉川英治 「河豚」
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