...二人で徳富蘆花を訪問しました...
石川三四郎 「浪」
...そして『新紀元』は遂に蘆花の文章を得ることができなくなりました...
石川三四郎 「浪」
...蘆花公園に近い影男の隠れ家をたずねた...
江戸川乱歩 「影男」
...蘆花氏は頭の天辺(てつぺん)から絞り出すやうな声で...
薄田泣菫 「茶話」
...蘆花君は円い色眼鏡の奥からじろ/\本屋の顔を見つめた...
薄田泣菫 「茶話」
...鏡花、一葉、風葉、宙外、蘆花、秋声、不倒などといふ創作家と、樗牛、桂月、嶺雲などといふ評論家が雨後の筍のやうに簇生(ぞくせい)して、小説と評論とを書いた...
田山録弥 「明治文学の概観」
...徳富蘆花が稍々毛色の変つた西洋くさいものを書いてゐた...
田山録弥 「明治文学の概観」
...徳冨蘆花の「外交奇譚」...
直木三十五 「大衆文芸作法」
...近ごろ徳冨蘆花という男が...
中里介山 「大菩薩峠」
...蘆花の『自然と人生』の中に...
中谷宇吉郎 「詩人への註文」
...蘆花淺水秋なる句は...
原勝郎 「足利時代を論ず」
...紅葉、露伴、逍遥、蘆花、漱石、獨歩――これ等の作家のうちで、これこそ近代日本を代表する作家であるといえる人はない...
平林初之輔 「政治的價値と藝術的價値 マルクス主義文學理論の再吟味」
...忽ち一艘の小舟(また小舟が出た)が前岸の蘆花の間より現れて来た...
正岡子規 「句合の月」
...そして当時一年ほどの間はほとんどただ蘆花だけを繰り返して読んでいたという事情によるところが多い...
三木清 「読書遍歴」
...蘆花の文学は農民の文学とはいえないであろう...
三木清 「読書遍歴」
...巌本先生から教えられたものの中では、蘆花との因縁で、蘇峰氏のものを最も多く読んだが、それもその時分流行していた演説の材料にするつもりで読んだので、思想的影響というようなものはなかった...
三木清 「読書遍歴」
...それだけ蘆花と久作の頭のネウチが違うのだと笑われたらそれ迄であるが...
夢野久作 「創作人物の名前について」
...漱石、蘆花、紅葉、馬琴、為永、大近松、世阿弥、デュマ、ポー、ホルムズ、一千一夜物語、イソップなぞ片端(かたはし)から読んだ...
夢野久作 「路傍の木乃伊」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??